ID:37628
徳川家康公顕彰四百年記念事業
没後一〇〇年 徳川慶喜
Venue
静岡市美術館
Shizuoka City Museum of Art
Period
2013年11月2日(土)-12月15日(日)
前期:11月2日(土)-11月24日(日)
後期:11月26日(火)-12月15日(日)
前期:11月2日(土)-11月24日(日)
後期:11月26日(火)-12月15日(日)
Exhibition Outline
徳川家康公顕彰四百年記念事業 没後一〇〇年 徳川慶喜 ボツゴ100ネン トクガワヨシノブ
大正2年11月22日、最後の将軍・徳川慶喜(1837―1913)は76年の生涯を閉じました。彼は30歳の時、江戸幕府の政権を朝廷に帰し、近代国家創設に大きな役割を果たしました。これを機に、慶喜は生まれ変わります。
維新後30年間過ごした静岡では、前将軍という政治性を消し去るかのように、銃猟や囲碁、謡、刺繍、自転車、当時最新の油彩画や写真術に没頭しました。その歩みは、彼を政治家から文人へと変貌させ、文化面に大きな足跡を残すことになったのです。
没後100年にあたる今秋、徳川慶喜家第4代当主・德川慶朝氏のご協力のもと、松戸市戸定歴史館と静岡市美術館は、共同で歴史と美術の両面から慶喜に迫ります。慶喜の「分身」としてパリに渡った弟・昭武の屋敷、戸定邸のある戸定歴史館では、近年発見された政権返上(大政奉還)に関する重要資料や、徳川家秘蔵の文書類によって、維新史、慶喜家の歴史を新たな視点で読み解きます。慶喜の旧居・紺屋町邸跡(現・浮月楼)に隣接する静岡市美術館では、洋学の最高峰・幕府開成所ゆかりの画家たち、川上冬崖、中嶋仰山、高橋由一、島霞谷、川村清雄らの作品と慶喜の油彩画を一堂に公開します。徳川慶喜が投げかけるメッセージを、歴史と美術、二つの視点からご覧ください。
- Organizer
- 静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、静岡朝日テレビ、日本経済新聞社
- Sponsership and Cooperation
- 後援:静岡市教育委員会、静岡県教育委員会
助成:芸術文化振興基金 - Closing Days
- 毎週月曜日
※ただし、11月4日(月・祝)開館、翌5日(火)は休館 - Opening Hours
- 10:00 ~ 19:00
- 展示室への入場は閉館30分前まで
- Admission (tax included)
- 一般 (当日) 1,100円 (前売および20名以上の団体) 900円
大高生・70歳以上 (当日) 700円 (前売および20名以上の団体) 500円
中学生以下 (当日) 無料 (前売および20名以上の団体) 無料 - *障害者手帳等をご持参の方および必要な介助者は無料
*リピーター割引 2回目以降、美術館窓口での半券提示で当日券200円引き
前売券
9月14日(土)から11月1日(金)まで販売
静岡市美術館、チケットぴあ[Pコード765-819]、ローソンチケット[Lコード40693]、セブンチケット[セブンコード024-942]、谷島屋呉服町本店、谷島屋マークイズ静岡店、戸田書店静岡本店、戸田書店城北店、江崎書店パルシェ店、MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店 - Exhibit Replacement
- ※会期中展示替えあり (11月26日より後期)
- Exhibition Website
- http://shizubi.jp/exhibition/future_131102.php
Events
対談「德川慶朝氏とカフェ・トーク」
徳川慶喜家第四代当主である德川慶朝(とくがわよしとも)氏が、当館学芸員と、コーヒー片手に慶喜家と静岡について語ります。
幕末期、慶喜が飲んだであろうコーヒーにならって作った「徳川将軍珈琲」(監修:德川慶朝氏)の入れ方もご紹介します。
[日時]
2013年11月3日(日・祝) 10:30~11:30 (開場10:00~)
[対談者]
德川慶朝氏 (徳川慶喜家第4代当主)
吉田恵理 (静岡市美術館学芸員)
[会場]
静岡市美術館多目的室
[参加料]
1,500円(展覧会招待券・将軍珈琲付)
[定員]
60名(応募者多数の場合は抽選)
[申込]
HP申込フォームまたは往復はがきにてお申込み下さい。
【10月18日(金)必着。応募者多数の場合は抽選】
<往復はがきでのお申込み方法>
※返信用はがきに宛先をご記入下さい。
①催事名、催事日
②氏名(参加人数分)
③年齢
④住所(郵便番号から)
⑤電話番号
をご記入の上、
【〒420-0852静岡市葵区紺屋町17‐1 葵タワー3階 静岡市美術館】へお送り下さい。
※抽選の如何にかかわらず結果は通知いたします。
講演会「徳川慶喜没後100年が投げかけるメッセージ」
本展共同企画者、齊藤洋一氏による講演会。
近年発見された政権返上にかかわる重要資料や、維新後、政治家から文人に変貌した慶喜の営み、具体的には自ら筆をとった油彩画や撮影した写真、そして徳川慶喜(とくがわよしのぶ)家に残された秘蔵の資料から、慶喜が現代の私たちへ投げかけるメッセージを読み解きます。
[日時]
2013年11月9日(土) 14:00~15:30 (開場13:30~)
[講師]
齊藤洋一氏 (松戸市戸定歴史館館長補佐)
[会場]
静岡市美術館多目的室
[参加料]
無料
[定員]
70名(応募者多数の場合は抽選)
[申込]
HP申込フォームまたは往復はがきにてお申込み下さい。
【10月24日(木)必着。応募者多数の場合は抽選】
<往復はがきでのお申込み方法>
※返信用はがきに宛先をご記入下さい。
①催事名、催事日
②氏名(参加人数分)
③年齢
④住所(郵便番号から)
⑤電話番号
をご記入の上、
【〒420-0852静岡市葵区紺屋町17‐1葵タワー3階静岡市美術館】へお送り下さい。
※抽選の如何にかかわらず結果は通知いたします。
シンポジウム「徳川慶喜の油彩画を読む―幕府開成所と近代洋画」
油彩画の父・川上冬崖(かわかみとうがい)は、幕部開成所で技術としての油彩画を指導していました。
そこに、慶喜の油彩画の師・中嶋仰山(なかじまこうざん)、近代洋画の開拓者・高橋由一(たかはしゆいち)らが学んでいます。
慶喜の油彩画は、当時最高の洋学機関であった幕府開成所の油彩画の様式を、鏡のように写しているのではないでしょうか。
本事業では、日本近代美術史研究の第一人者を招き、慶喜の油彩画を美術史上に位置付けようと試みるものです。
[日時]
2013年11月16日(土) 14:00~16:30 (開場13:30~)
[パネラー]
山梨絵美子氏 (東京文化財研究所企画情報部副部長)
滝澤正幸氏 (長野県主幹学芸員)
古田亮氏 (東京藝術大学大学美術館准教授)
齊藤洋一氏 (松戸市戸定歴史館館長補佐)
[司会]
吉田恵理 (静岡市美術館学芸員)
[会場]
静岡市美術館多目的室
[参加料]
無料
[定員]
70名(応募者多数の場合は抽選)
[申込]
HP申込フォームまたは往復はがきにてお申込み下さい。
【11月1日(金)必着。応募者多数の場合は抽選】
<往復はがきでのお申込み方法>
※返信用はがきに宛先をご記入下さい。
①催事名、催事日
②氏名(参加人数分)
③年齢
④住所(郵便番号から)
⑤電話番号
をご記入の上、
【〒420-0852静岡市葵区紺屋町17‐1葵タワー3階静岡市美術館】へお送り下さい。
※抽選の如何にかかわらず結果は通知いたします。
講演会「『徳川慶喜公伝』編さんへの道―渋沢栄一の熱き想い」
25年もの歳月を費やして『徳川慶喜公伝』を編んだ渋沢栄一(しぶさわえいいち)の熱き想いについて、渋沢史料館学芸員による講演会を実施します。
[日時]
2013年11月30日(土) 14:00~15:30 (開場13:30~)
[講師]
関根仁氏 (渋沢史料館学芸員)
[会場]
静岡市美術館多目的室
[参加料]
無料
[定員]
70名(応募者多数の場合は抽選)
[申込]
HP申込フォームまたは往復はがきにてお申込み下さい。
【11月15日(金)必着。応募者多数の場合は抽選】
<往復はがきでのお申込み方法>
※返信用はがきに宛先をご記入下さい。
①催事名、催事日
②氏名(参加人数分)
③年齢
④住所(郵便番号から)
⑤電話番号
をご記入の上、
【〒420-0852静岡市葵区紺屋町17‐1葵タワー3階静岡市美術館】へ
お送り下さい。
※抽選の如何にかかわらず結果は通知いたします。
ギャラリートーク(没後100年徳川慶喜展)
「没後100年徳川慶喜展」関連イベント。
学芸員が本展の見どころを解説します。
日時:2013年11月10日(日)、12月8日(日)
時間:いずれも14:00~(30分程度)
参加料:無料(要観覧券)
申込:不要(当日受付前にお集まり下さい。)
しずびチビッこプログラム(没後100年 徳川慶喜展)
小さな子どものためのアート体験プログラム。
保護者の方は展覧会(没後100年 徳川慶喜展)をご覧下さい。
[日時]
2013年11月23日(土・祝)
①10:30~12:00②14:00~15:30
[対象]
2歳以上の未就学児 各回10名 (応募者多数の場合抽選)
[会場]
静岡市美術館ワークショップ室
[参加料]
子ども1人につき500円 ※保護者は要観覧券
[申込]
HP申込フォームまたは官製はがきにて
【2013年11月8日(金)必着】
<官製はがきへの記載事項>
①保護者の氏名
②住所
③電話番号(緊急連絡先)
④子どもとの続柄
⑤子どもの名前・性別・年齢(月齢まで)をそれぞれ人数分
⑥希望時間帯(①10:30~12:00 ②14:00~15:30のいずれか)
を明記した上で、
【〒420-0852静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3階 静岡市美術館】までお送り下さい。
写真展「徳川慶喜の姿」
「天晴天下の名将の器」と言われた江戸幕府最後の将軍、徳川慶喜。
本展では、幼少期から将軍時代、静岡時代、そして公爵となり、名誉回復した晩年(東京時代)に到るまでの肖像画や肖像写真などを展示し、"慶喜の姿"からその生涯を辿ります。
将軍から文人へとさまざまな表情を見せる慶喜の"姿"をぜひお楽しみください。
[会期]
2013年10月5日(土)~12月15日(日)
7:00~23:00(葵タワー開館時間と同じ)
[会場]
葵タワー1階エントランス
[協賛]
葵タワー管理組合法人
[協力]
松戸市戸定歴史館
Access Information
静岡市美術館 シズオカシビジュツカン
Shizuoka City Museum of Art
- Address
-
〒420-0852
静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階 - Website
- https://www.shizubi.jp/
Created Date:2013.3.21