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企画展

フィンランドのくらしとデザイン The Essence of Finnish Design and Culture

―ムーミンが住む森の生活

19世紀末から現代に至るフィンランド・デザイン、約350点の絵画、建築図面、製品を公開。

Venue

長崎県美術館 企画展示室

Nagasaki Prefectural Art Museum

Period

10月19日(金)~12月24日(月・祝)

Exhibition Outline

企画展 フィンランドのくらしとデザイン フィンランドノクラシトデザイン ―ムーミンが住む森の生活

The Essence of Finnish Design and Culture

フィンランドのモダン・デザインは、近現代の建築・デザイン史の中で独特の存在感を放っています。自然と風土に根ざした、シンプルで機能的で美しく、それでいて温かみのあるデザインは、フィンランドの衣食住のすべてを支えているといってよいでしょう。時を経ても新鮮さを保ち続け、年齢や性別などを問わないフィンランド・デザインは、「真のユニバーサル・デザイン」にほかならず、今や地域を超えて世界中で愛されています。
本展は、フィンランド・デザインのルーツを探りつつ、数々の歴史的な名品をご紹介し、そして今日におけるデザイン立国としてのフィンランドのあり方までをも含めてご紹介しようとするものです。
フィンランド精神の原点である「スオミ*の森」と民族叙事詩『カレワラ』の世界、カレワラを描いた近代の国民的画家ガレン=カレラ、ムーミンの生みの親である画家卜ーヴェ・ヤンソン、フィンランド近代建築を代表する建築家エリエル・サーリネン、現代建築とプロダクト・デザインの異才アルヴァ・アアルト、食器に機能美と実用性を追求したデザイナー、カイ・フランク、そしてヴィヴィッドなテキスタイルで知られるマリメッコまで、19世紀末から現代に至るフィンランド・デザインのありようを、約350点の絵画、建築図面、製品で展観します。
本展で、「すべての人々にとって、あらゆる観点から良いデザイン」を目指し、時を超えて愛され続けるフィンランドのモダン・デザインの精髄(エッセンス)に触れていただければ幸いです。

*スオミ=フィンランド語で「フィンランド」を表す言葉。

Organizer
長崎県美術館
Sponsership and Cooperation
●後援:フィンランド大使館、フィンランドセンター、長崎県、長崎県教育委員会、長崎市教育委員会、長崎県立長崎図書館、長崎市立図書館、長崎新聞社、西日本新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞西部本社、NHK長崎放送局、NBC長崎放送、KTNテレビ長崎、NCC長崎文化放送、NIB長崎国際テレビ、長崎ケーブルメディア、エフエム長崎 ●特別協力:フィンエアー ●協力:アルテック社、イッタラ(フィスカース・グループ)、株式会社スキャンデックス、マリメッコ社、株式会社ルック、株式会社タトル・モリ エイジェンシー、社団法人日本フィンランド協会、小海フィンランド協会、株式会社竹尾 ●企画・運営協力:株式会社キュレイターズ ●企画協力:宇都宮美術館
Closing Days
10月22日(月)、11月12日(月)、26日(月)、12月10日(月)
Opening Hours
10:00 ~ 20:00
入場は19:30まで
Admission (tax included)
一般1,100(1.000)円 大学・70歳以上800(700)円 高校生600(500)円 中学生以下無料
( )内は前売りおよび15名以上の団体割引料金。
◎会期中、本展観覧券で美術館コレクション展(常設展示室)にご入場いただけます。 ◎障害者手帳保持者及び介護者1名までは5割減額いたします。 ◎美術館コレクション展チケットおよび美術館コレクション展年間パスポートをお持ちの方は、差額料金でご覧いただけます。 ◎ミュージアムパートナーズ、プレミアメンバーズカードをお持ちの方はカード提示でご入場いただけます。 ◎チケットぴあ(Pコード765-385)[浜屋プレイガイド、みらい長崎ココウォーク、セブン-イレブン]、ローソンチケット(Lコード81404)、イープラス[ファミリーマートほか]、紀伊國屋書店長崎店(夢彩都内)、メトロ書店本店(アミュプラザ長崎内)、くさの書店(西友道ノ尾店)、S東美、長崎ダイヤモンドスタッフ他の取扱店でお求めいただけます。
Exhibition Website
http://www.finland-design.com/

Events

■1.皆川 明 講演会 [往復ハガキによる事前申込制]
オリジナルデザインの生地から服作りを進めるファッションブランド「ミナ ペルホネン mina perhonen」のデザイナー・皆川明氏が、文化やライフスタイルに共感するフィンランドという国や自身のデザインについて語ります。
[日時]12月15日(土)14:00~15:30(13:30開場)
[講師]皆川明(ミナ ペルホネン mina perhonen 主宰、チーフデザイナー)
[会場]ホール [定員]120名(応募者多数の場合は抽選) [料金]無料(ただし本展観覧券が必要)
[申込方法]往復はがき1枚につき1名の応募とします。 [締切]10月26日(金)必着
〔往復ハガキ送付方法〕往信面に①参加者氏名(ふりがな) ②年齢 ③〒 ④住所 ⑤電話番号、返信面に返送先①〒 ②住所 ③氏名を明記の上、下記にお送りください。
[宛先]〒850-0862 長崎市出島町2-1長崎県美術館「皆川明講演会」係
*申込みは往復ハガキでのみ受け付けます。それ以外のお申し込みは無効とさせていただきます。
*11月6日(火)までに結果通知が届かない場合は、美術館までお問い合わせ下さい。

■2.レクチャー「大使館員ミッコが語るフィンランド―国と文化とイクメン事情」
フィンランド大使館の報道・文化担当参事官ミッコ・コイヴマー氏によるフィンランドについてのレクチャーです。ご自身「イクメン」(=子育てに励む男性)でもあるので、男性の子育て事情についても伺います。
[日時]10月20日(土)14:00~15:30(13:30開場)
[講師]ミッコ・コイヴマー(フィンランド大使館 報道・文化担当参事官)
[会場]ホール [定員]先着100名 [料金]無料(ただし本展観覧券が必要)

■3.連続セミナー「フィンランド・デザインの楽しみ方」
デザインってどう見たらいいの?フィンランド・デザインの特徴って何?こんな疑問を持つあなたのための入門的なシリーズ・レクチャーです。
[第1回]「建築とインテリア―アルヴァ・アアルト」 10月28日(日)
[第2回]「プロダクト―アラビア陶器とカイ・フランク」 11月11日(日)
[第3回]「テキスタイルとグラフィック―マリメッコ」 11月25日(日)
[講師]川口佳子(当館学芸員) [会場]講座室 [定員]各回40名
[時間]11:00~11:30 [料金]無料(ただし本展観覧券が必要)

■4.学芸員によるギャラリートーク
[日時]10月27日(土)、11月10日(土)、24日(土)、12月8日(土)14:30~15:00
10月19日(金)、24日(水)、11月2日(金)、7日(水)18:30~19:00
[会場]企画展示室 [料金]無料(ただし本展観覧券が必要)

■5.ヤンネ舘野&ペトリ・クメラ デュオコンサート~フィンランドの響き~
フィンランドと日本で活躍する二人のアーティストによるフィンランドの美しい自然を感じさせる音楽をお楽しみください。
[日時]11月3日(土・祝)①11:00~11:30 ②14:00~15:00
[会場]①企画展示室入口(立聴) ②ホール(先着100名)
[出演]ヤンネ舘野(ヴァイオリン)、ペトリ・クメラ(ギター)
[料金]無料(ただし本展観覧券が必要)

■6.映画上映会
[会場]ホール [定員]先着100名 [料金]無料(ただし本展観覧券が必要)
①「マリメッコの奇跡」
[日時]10月28日(日)14:00~14:55(13:30開場)
1979年に創始者が他界し経営危機に陥ったブランド・マリメッコが、新しい女性CEOキルスティ・パーッカネンの指揮の下で堂々たる復活を遂げたその軌跡に迫るドキュメンタリー。
ニーナ・ステンルース監督・脚本/2003年/54分/フィンランド語・日本語字幕

②「ヤコブへの手紙」
[日時]11月18日(日)13:30~14:15(12:30開場)
1970年代のフィンランドの片田舎を舞台に、刑務所から出てきたレイラと、人々からの手紙を待ち続ける盲目の老牧師ヤコブ、手紙を届ける郵便配達人の3人が紡ぐ、手紙を巡る物語。
クラウス・ハロ監督/2009年/75分/フィンランド語・日本語字幕

■7.美味しいトーク「もっと知りたい!フィンランド」 [事前申込制]
フィンランドってどんな国?フィンランド人の性格、家庭料理、日本との類似性やフィンランドあるある!まで、基本を押さえながら、より生活や文化に密着した話を実際に現地で撮影した映像を交えて伺います。
[日時]11月17日(土)14:00~15:30(13:30開場)
[講師]丸山早苗(アクアビットジャパン/タバタビト)
[会場]講座室 [定員]30名(応募多数の場合は抽選)
[料金]1,000円(ただし本展観覧券が必要、フィンランドのコーヒーとお菓子付)
[申込締切]10月26日(金)必着

■8.ワークショップ「ピルタナウハに挑戦」[事前申込制]
手芸ユニット「TAKKU(タック)」のエック&ヘイディさんによるフィンランドの伝統工芸ピルタナウハ織りのワークショップです。小さな織り機を使ってオリジナルの飾り紐を制作します。
[日時]12月1日(土)①10:30~13:00 ②14:00~16:30
[講師]Takku [会場]アトリエ
[定員]各回10名(応募多数の場合は抽選)
[対象]中学生以上 [料金]1,200円(ただし本展観覧券が必要)
[申込締切]11月10日(金)必着

[申込方法(上記7と8のイベント)]
①参加希望のイベント名 ②希望日 ③参加者全員の氏名(ふりがな) ④年齢 ⑤〒 ⑥住所 ⑦電話番号を明記の上、FAX、ハガキ、E-mailのいずれかの方法でお申込みください。
[宛先]〒850-0862 長崎市出島町2-1 長崎県美術館「フィンランド展関連企画」係
FAX:095-833-2115 E-mail:workshop-01@nagasaki-museum.jp
*結果は参加の可否にかかわらずハガキにて通知します。
*実施日の1週間前までに結果通知が届かない場合は、美術館までお問い合わせ下さい。

■9.クリスマスワークショップ≪おしごと学校≫サンタクロースになろう!
フィンランドに住む有名人は…サンタクロース!サンタクロースになって、プレゼントBOXをかわいくデコレーションします。大好きなあのひとへ、大切なプレゼントを入れて届けてネ。
[日時]12月22日(土)、23日(日)10:30~16:30 [会場]アトリエ
[講師]Lily&Nanny(「おしごと学校」主宰) [対象]3歳以上(親子・大人可)
[料金]1回100円(本展観覧券持参の場合は1回無料)
[定員]当日受付/各日250名(満席の場合はお待ち頂く場合もあります。)

■10.カフェ「フィンランド風パンケーキ ベリーソース添え」
フィンランドの家庭で愛されているパンケーキをイメージしました。いちごやブルーベリーなど3種類のベリーを使ったソースとアイスを添えたデザートプレート。単品650円、スウィーツセット850円(税込)
[提供期間]10月19日(金)~12月24日(月・祝)
[営業時間][9月~3月]11:00~19:00(ラストオーダー フードメニューは17:30、その他は18:30)

Access Information

長崎県美術館 ナガサキケンビジュツカン

Nagasaki Prefectural Art Museum

Address
〒850-0862
長崎市出島町2-1
Website
https://www.nagasaki-museum.jp/
Updated Date:2012.10.11
Created Date:2012.8.8