ID:28006
和ガラス ―粋なうつわ、遊びのかたち―
Venue
サントリー美術館
Suntory Museum of Art
Period
March 27 (Sat), 2010 ~ May 23 (Sun), 2010
Exhibition Outline
和ガラス ―粋なうつわ、遊びのかたち― ワガラス
日本では、飛鳥時代には、原料から加工まで一貫した国産ガラスの製造が可能となり、ガラス玉類(ビーズ)が装身具などに使われていました。しかし、本格的にガラスの器作りが始まったのは、江戸中期のこと。南蛮船がもたらすヨーロッパのガラス器に憧れ、17世紀前半から中頃までには、長崎で吹きガラスが始められたと考えられています。以来、陶磁器や漆器と同様に、さまざまな生活用具が作られるようになりますが、他の素材と異なり、光を透し、響きあうガラスは、日常に独特の輝きを放ちます。盃や徳利、皿などの飲食器はもちろん、ガラス製の櫛・簪や文房具、ビーズで飾られたたばこ盆は、時におしゃれの代名詞となり、時に数寄者の的となりました。また、ガラスの虫籠や吊灯籠など、今ではほとんど消えてしまったものも少なくありません。
本展覧会では、江戸から明治にかけて、驚くほど、さまざまな物がガラスで作られ、生活の隅々に浸透していった様子をご紹介します。粋で、遊びごころ一杯の「和ガラス」の美をお楽しみください。なお、本展覧会会場吹き抜けスペースでは、今では日本で2軒だけになってしまった江戸風鈴によるインスタレーションも展開します。
- Organizer
- サントリー美術館
- Closing Days
- 毎週火曜日(ただし、5月4日(火・祝)は開館)
- Admission (tax included)
- 一般1,300円/大学・高校生1,000円/中学生以下無料
前売 :一般1,100円/大学・高校生800円
※前売券の販売は2010年1月27日(水)~3月26日(金)まで
※前売券はサントリー美術館、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスにて取扱 - Exhibition Website
- http://www.suntory.co.jp/sma/
- Exhibition Inquiries
- TEL:03-3479-8600
Access Information
サントリー美術館 サントリービジュツカン
Suntory Museum of Art
- Address
-
〒107-8643
港区赤坂9-7-4 六本木・東京ミッドタウン ガレリア3階 - Website
- http://suntory.jp/SMA/
- General Inquiries
- Tel 03-3479-8600
Created Date:2000.10.17