ID:27591
新創記念特別展 第3部 陶磁器ふたつの愉楽
観るやきもの・使ううつわ
Venue
根津美術館
NEZU MUSEUM
Period
January 9 (Sat), 2010 ~ February 28 (Sun), 2010
Exhibition Outline
新創記念特別展 第3部 陶磁器ふたつの愉楽 シンソウキネントクベツテンダイ3ブトウジキフタツノユラク 観るやきもの・使ううつわ
陶磁器はもともと使うために作られたものでしたが、使い続ける間により美しいものが好まれるようになります。やきものを鑑賞することは、室町時代にはすでに行われていたものと思われ、その始まりは天目茶碗でした。器表の釉薬が、虹のように変化して見える曜変天目茶碗は、数が少ないこともあり、もっとも高い評価を得ますが、これらも実用の器として伝世したものです。やがて茶の湯が流行し、食事を含めて茶事が行われるようになると、料理とうつわの取り合わせも人々の関心を集めるようになります。
明治時代になると、陶磁器に対する新たな鑑賞のあり方が登場します。唐三彩の馬や人物俑などが、飾って眺めるために集められたのです。それは中国陶磁器だけでなく、日本の中世の焼締陶器の大きな壷や甕、縄文や弥生土器、さらに埴輪をも対象とするようになります。今回は、陶磁器のこの二つの顔をお楽しみいただきます。
- Closing Days
- 月曜日 ただし1月11日(月・祝)開館、翌12日(火)休館
- Admission (tax included)
- 一般1200円(1000円) 学生1000円(800円)
()内は20名以上の団体料金/小・中学生以下は無料 - Exhibition Website
- http://www.nezu-muse.or.jp/
- Exhibition Inquiries
- ハローダイヤル03-5777-8600
Access Information
Created Date:1999.3.31