ID:25692

画家岸田劉生の軌跡

油彩画、装丁画、水彩画などを中心に

Venue

笠間日動美術館

Kasama Nichido Museum of Art

Period

January 15 (Thu), 2009 ~ April 19 (Sun), 2009

Exhibition Outline

画家岸田劉生の軌跡 ガカキシダリュウセイノキセキ 油彩画、装丁画、水彩画などを中心に

東京・銀座に生まれた岸田劉生は、38歳という短い生涯にもかかわらず、画家として極めて大きい足跡を残しました。
17歳で黒田清輝に外光派の画風を学び、20歳の時『白樺』同人との交友でゴッホやセザンヌを知り、近代画家として開眼します。多くの自画像、東京近郊の草地風景、そして静物画など精緻な写実を追及し、物や人物の存在を深く見つめる「内なる美」の探究へと進みました。「麗子像」も、そのなかから描かれた作品です。
のちに一転して、宋元画や初期肉筆浮世絵などの東洋的な美に心惹かれて、それらをみずからの芸術に反映させようとしましたが、道半ばで他界しました。

今回は≪自画像≫≪麗子十六歳之像≫≪村娘之図≫などの代表作に、麗子が随所に描かれた装丁画も加え、油彩、水彩、墨画、素描、版画作品などにより、劉生芸術をご紹介いたします。

Organizer
財団法人 日動美術財団
Closing Days
毎週月曜日 (ただし1月12日は開館)
Admission (tax included)
大人700円、大学・高校生500円、中学・小学生400円、65歳以上600円
(20名以上の団体は各100円割引)
※当展覧会の入館券でフランス館、西館(日本館)と野外彫刻庭園がご覧になれます。
Exhibition Website
http://www.nichido-garo.co.jp/museum/

Access Information

笠間日動美術館 カサマニチドウビジュツカン

Kasama Nichido Museum of Art

Address
〒309-1611
笠間市笠間978-4
Website
http://www.nichido-museum.or.jp
Updated Date:2010.5.20
Created Date:1999.3.31