ID:25512

山口薫展

都市と田園のはざまで

Venue

世田谷美術館

SETAGAYA ART MUSEUM

Period

November 3 (Mon), 2008 ~ December 23 (Tue), 2008

Exhibition Outline

山口薫展 ヤマグチカオルテン 都市と田園のはざまで

山口薫(1907-1968)は、群馬県の箕輪村(現・高崎市内)で農業を営む旧家に生まれ、豊かな自然のなか8男3女の末子として育ちました。絵を描くことが好きだった少年は、17歳にして画家になる決意を固め、上京して東京美術学校(現・東京藝術大学)に学び、在学中、早くも19歳にして帝展に入選。卒業後はすぐさまパリへ留学し、およそ3年の歳月を過ごして、画家としての人生をスタートさせました。1933年に帰国したのちは、世田谷・上北沢にアトリエを構え、そこで他界するまでの35年間を過ごしました。

山口が他界してすでに40年もの歳月が流れました。昨年は生誕100年を数える年でもありました。本展ではその山口の画業の全貌を、初期から最晩年まで、4つの時期に分けてご紹介いたします。また、単に時代ごとの代表作を展覧するのみならず、特定のモチーフへのこだわりや、作画上の創意工夫を感じさせる小品群にも目を向け、アトリエにて思索を重ねていた画家・山口薫の素顔にも触れてみたいと考えています。山口の独自の絵画世界を改めて通覧する本展が、その名を初めて聞くことになる若い人にとっても、また、すでにその魅力をつぶさに知る人にとっても、さまざまに新たな発見がもたらされる好機となることを願っています。

Organizer
世田谷美術館、読売新聞東京本社、美術館連絡協議会
Closing Days
月曜日(ただし11月3日、11月24日開館、11月4日、11月25日休館)
Admission (tax included)
一般1,000(800)円、大高生/65歳以上800(640)円、中小生500(400)円
( )内は20名以上の団体料金、障害者割引あり
Exhibition Website
http://www.setagayaartmuseum.or.jp
Exhibition Inquiries
03-3415-6011

Access Information

世田谷美術館 セタガヤビジュツカン

SETAGAYA ART MUSEUM

Address
〒157-0075
世田谷区砧公園1-2
Website
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
General Inquiries
03-5777-8600(ハローダイヤル)
Updated Date:2010.10.25
Created Date:2000.10.6