ID:21803
「海と大地と空と」展
Venue
神田日勝記念美術館
KANDA NISSHO MEMORIAL MUSEUM of ART
Period
November 7 (Tue), 2006 ~ December 3 (Sun), 2006
Exhibition Outline
「海と大地と空と」展 ウミトソラトダイチトテン
オホーツク海が間近に迫り、豊かな漁場が広がる網走。十勝平野の北東部に位置し、酪農と畑作の町、鹿追。それぞれの地に生きた画家、居串佳一と神田日勝の作品を中心に、北海道の自然を海、大地、空のテーマに分けて、個々の主題を色濃く反映した画家たちの作品を紹介します。
普段、何気なく暮らしている土地を改めて見直してみると、そこには豊かな自然が広がっています。木々のざわめき、澄み切った空気、動物たちの気配、寄せては返す波の音。五感を研ぎ澄ませば、これらの自然の営みや佇まいが鮮やかに眼前に広がります。
海
居串佳一は、オホーツクの海とそこに暮らす人々を情感豊かに描き出し、木田金次郎は、波や光など移ろいゆく自然の息づかいを捉え、国松登は群青を基調色として北の冬の海を幻想的に表現しました。
大地
神田日勝は、茶褐色の絵の具に土の匂いを感じさせ、家や馬を克明に措き、寺島春雄は、凍てつく大地を硬質なマチエールで表現し、松樹路人は、パノラマのように広がる街の光景を明るい色調で描きました。
空
神田日勝は、原色の太陽に向って、歓喜の叫びをあげる人と馬を表現主義的に措き、松島正幸は、冬の人々の暮らしを詩情豊かに表現し、松樹路人は、足下から見上げる大胆な構図で家族の肖像を措きました。また、栃内忠男は、翼を省略された青の色面で描き、岩橋英遠は、立ち上る噴煙を緻密な表現で捉えました。
- Closing Days
- 月曜日
- Admission (tax included)
- 一般510(450)円 高校生300(250)円
小中学生200(150)円
( )内は10名以上の団体割引料金 - Exhibition Website
- http://kandanissho.com/
- Exhibition Inquiries
- 神田日勝記念美術館:0156-66-1555
Access Information
神田日勝記念美術館 カンダニッショウキネンビジュツカン
KANDA NISSHO MEMORIAL MUSEUM of ART
- Address
-
〒081-0292
河東郡鹿追町東町3-2 - Website
- https://kandanissho.com/
Created Date:2006.1.26