ID:10874
日本刀の華 江戸の名工 虎徹と清麿
-それは日本刀が実用から離れ、再び実用に転じる江戸時代に咲いた二つの華
Venue
佐野美術館
sano art museum
Period
July 1 (Sat), 2006 ~ August 1 (Tue), 2006
Exhibition Outline
日本刀の華 江戸の名工 虎徹と清麿 ニホントウノハナエドノメイコウコテツトキヨマロ -それは日本刀が実用から離れ、再び実用に転じる江戸時代に咲いた二つの華
長曾祢虎徹は江戸時代初期、文化を享受する平和な時代に甲冑師から刀工に転じた。甲冑師仕込み鉄を鍛える妙技を駆使し、古来の名刀を研究し、独創的な工夫を施して、当代随一の名工となり老熟の華を咲かせた。対して源清麿は江戸末期、黒船来航により日本刀の用が復権した時代に兄真雄や窪田清音というよき師を得て、若くして天才的技量を発揮し、四谷正宗と呼ばれるほどの名工となったが、志半ばにしてその命を絶つことになる。
虎徹は鎌倉時代の正宗の弟子・江義弘に私淑しつつ、明るく冴えた鉄地に輝く数珠刃文を焼いた。一方清麿は、反りの姿が類なく美しく、正宗を心に描いて躍動的な刃文を焼いた。異なる時代に生まれ、対照的な人生を歩みながらも、ともに日本刀の美しさを追い求めた両巨匠の作品約70点を展示する
- Organizer
- 佐野美術館・三島市・三島市教育委員会・日本経済新聞社
- Closing Days
- 毎週木曜日
- Admission (tax included)
- 一般・大学生900円 小・中・高校生500円
※15名様以上の団体は2割引
※土曜日は小中学生無料 - Exhibition Website
- http://www.sanobi.or.jp/
- Exhibition Inquiries
- 総務部
Access Information
Created Date:1999.3.31