ID:8895

江戸の科学

-幕末福井の好奇心-

会場

福井市立郷土歴史博物館

Fukui City History Museum

会期

2005年7月16日(土) ~ 2005年9月4日(日)

展覧会概要

江戸の科学 エドノカガク -幕末福井の好奇心-

福井藩士橋本左内は、早くから俊逸の才を発揮し、学問の研鑚を通じて西洋の理解を深めた一人です。そんな左内も、藩校明道館における洋書習学所の設立にあたっては、洋学の先進性に心を奪われ安易な外国崇拝に陥ることのないよう、厳しく戒めています。幕末から明治にかけて、わが国は海外の知識・技術を積極的に導入し、急速な近代化を進めましたが、左内に代表される和魂洋才の姿勢は、単なる西洋の「模倣」ではなく、日本の学問や伝統技術と融合して、独自の文化を開花させました。
本特別展では、幕末福井における新しい知識・技術の受容について、当館が所蔵する初期写真資料、医学所「済世館」のキュンストレーキ(紙製人体解剖模型)、松平春嶽所用の科学器具などを通して見ていきます。これまで歴史の脇役でしかなかったこれらの器物資料を通して、地域の文化を再確認しようとするものです。

主催者
福井市立郷土歴史博物館
休催日
無休
観覧料
大人500円、高校・大学生400円、中学生以下無料
※ 20名以上の団体は2割引きとなります
※ この観覧料で、平常展示および養浩館庭園もご覧になれますので、お得です。
展覧会ホームページ
http://www.history.museum.city.fukui.fukui.jp/
展覧会問合わせ先
TEL 0776(21)0489 / FAX 0776(21)1489

会場情報

福井市立郷土歴史博物館 フクイシリツキョウドレキシハクブツカン

Fukui City History Museum

会場住所
〒910-0004
福井市宝永3丁目12-1
更新日:2010年10月22日
登録日:2001年6月29日