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花人 中川幸夫の写真・ガラス・書 いのちのかたち

会場

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

Marugame Genichiro-Inokuma Museum of Contemporary Art

会期

2005年10月9日(日) ~ 2006年1月9日(月)

展覧会概要

花人 中川幸夫の写真・ガラス・書 いのちのかたち カジン ナカガワユキオノシャシン・ガラス・ショ イノチノカタチ

いけばな作家中川幸夫(1918-)は、香川県丸亀市に生まれ、祖父、伯母がともにいけばなの指導を行なう立場であったことから、幼少時より花に親しみ育ちました。やがていけばなの世界に身を投じるようになりましたが、当初よりその作品や活動は従来の伝統的ないけばなの枠に留まることがなく、1951年には流派を脱退、以後独立したいけばな作家として活動を続けています。
生きた植物を素材とするいけばなは、時間が限られたものであるため、中川は写真に撮ることで、新たな生命を与えてきました。中川の花はいけばな界にあっては長く異端視されてきましたが、花の生を凝視し、一切の妥協を許さず、その姿をするどく映し出した作品は、華道や美術という表現領域の境界を超越した現代芸術として国内外で多くの支持を得ています。また、花器という概念を超えた、それ自体が花のかたちだというガラス作品や奔放に筆を揮った「書」も独自の精神世界を追求した表現として高く評価されています。その独創的な「花」や「器(オブジェ)」、「書」、そのひとつひとつが中川の求めるいけばなのこころ-“いのちのかたち”なのだといえましょう。
展覧会では、花人-いけばな作家-中川幸夫自身が撮影したオリジナル写真プリント作品を中心として、中川の手になるガラス作品、書によって孤高の表現者が創造してきた造形世界をご紹介します。

主催者
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、財団法人ミモカ美術振興財団
休催日
年末12/25(日)-31(土)
観覧料
一般 950[760]円/大学生 650[520]円
高校生以下 無 料 [ ]内は前売および20名様以上の団体料金(常設展料金含む)
展覧会ホームページ
http://mimoca.org
展覧会問合わせ先
TEL : 0877-24-7755 FAX : 0877-24-7766

会場情報

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 マルガメシイノクマゲンイチロウゲンダイビジュツカン

Marugame Genichiro-Inokuma Museum of Contemporary Art

会場住所
〒763-0022
丸亀市浜町80-1
ホームページ
https://mimoca.org
更新日:2010年12月14日
登録日:1999年3月31日