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【特別公開】興福寺創建1300年記念国宝 仏頭

会場

東京国立博物館

TOKYO NATIONAL MUSEUM (UENO PARK)

会期

2005年9月21日(水) ~ 2005年10月16日(日)

展覧会概要

【特別公開】興福寺創建1300年記念国宝 仏頭 トクベツコウカイ コウフクジソウケン1300ネンキネン コクホウ ブットウ

国宝 仏頭について
昭和12年(1937)10月30日、解体修理中の興福寺東金堂本尊薬師如来の台座の中で、仏像の頭部が発見されました。これは鎌倉時代の興福寺復興期に、東金堂の本尊であった如来の頭部で、もとは飛鳥の山田寺講堂の本尊でした。
山田寺は大化改新で活躍した蘇我倉山田石川麻呂が建てた寺です。そしてこの如来像は、謀反の疑いをかけられて自害した石川麻呂の冥福を祈って、石川麻呂の没後につくられたものです。
この像は銅の表面に鍍金(金メッキ)をして仕上げる金銅仏で、天武7年(678)に鋳造を開始し、天武14年(685)に完成供養されたという記録が残っています。応永18年(1411)の興福寺東金堂火災の際に焼失したとされていましたが、頭部だけが奇跡的に生き延びていたのです。
その目鼻立ちはすっきりとして美しく、遠方を見つめるようなまなざしはおおらかで、青年のようなみずみずしさにあふれています。初唐文化の影響をうけ、古代日本に新たな境地を開いた白鳳美術の代表といえるでしょう。

主催者
東京国立博物館、興福寺、日本経済新聞社
休催日
月曜休館 ただし、10月10日(月・祝)は開館、翌11日(火)休館
観覧料
一般420(210)円、大学生130(70)円、高校生以下と満65歳以上の方は無料(要証明)
※( )内は20名以上の団体料金です。
※障害者とその介護者1名は無料です。入館の際障害者手帳などをご提示下さい。
展覧会ホームページ
http://www.tnm.jp/
展覧会問合わせ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)

会場情報

東京国立博物館 トウキヨウコクリツハクブツカン[ウエノコウエン]

TOKYO NATIONAL MUSEUM (UENO PARK)

会場住所
〒110-8712
台東区上野公園13-9
ホームページ
https://www.tnm.jp
問い合わせ先
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
更新日:2010年10月8日
登録日:1999年3月31日