ID:82433

創設90年記念

琉球王国の染織

─尚家関連品と護得久家伝来品

会場

日本民藝館

Mingeikan/The Japan Folk Crafts Museum

会期

2026年8月22日(土)-11月3日(火・祝)

展覧会概要

創設90年記念 琉球王国の染織 リュウキュウオウコクノセンショク ─ショウケカンレンヒントゴエイクケデンライヒン ─尚家関連品と護得久家伝来品

日本民藝館では、創設90周年を迎える記念展の一つとして、コレクションの柱の一つである沖縄染織を特集した展覧会を開催します。
当館創設者・柳宗悦(1889-1961)が蒐集した沖縄染織の数々は、多くが戦前に集められたために戦災を免れ、現在では質量ともに日本屈指のコレクションとして知られています。その中には、柳が那覇の古着市などで購入した、庶民の生活に根差した染織品も多く所蔵される一方で、王族や上級士族を対象とした衣裳が一定数含まれていることも、これまでしばしば指摘されてきました。琉球王国の美意識が色濃く反映されたこのような染織品を含みながらも、当館の沖縄染織コレクションの来歴は、これまで明確に検証されることがありませんでした。しかし、近年行なわれた資料調査により、そのうち約50点が民藝運動の有力な協力者であった水谷良一の寄贈品であり、さらにその多くが琉球王族である尚家の流れを引く、護得久朝章旧蔵の紅型や織物であり、その30点ほどを特定するに至りました。
本展はこれらを中心に、王族や上級士族間で用いられたと推定される館蔵の衣裳を加えて構成し、沖縄染織に対する柳の眼の一端を改めて検証するものです。上層階級の染織品への柳の関心を明らかにすることは、ひるがえって、民衆の生活に根差した工芸品である「民藝」に注いだ温かな眼差しを、より鮮明に浮かび上がらせるのではないでしょうか。本展がその試金石となることを期待してやみません。

休催日
月曜休館(祝日の場合は開館し、翌日休館)
開催時間
10:00 ~ 17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般 1,500円 大高生 800円
展覧会ホームページ
https://mingeikan.or.jp/exhibition/special/?lang=ja

イベント情報

記念講演会
琉球王国の染織 ―日本民藝館所蔵品から見えるもの―
澤浦あかね(共立女子大学博物館学芸員)
10月17日(土) 18:00~19:30 料金・500円(入館料別、要電話予約)

学芸員による列品解説・9月27日(日) 14:00~〔約20分〕
申込不要、参加無料、入館料別

会場情報

日本民藝館 ニホンミンゲイカン

Mingeikan/The Japan Folk Crafts Museum

会場住所
〒153-0041
目黒区駒場4-3-33
ホームページ
https://www.mingeikan.or.jp/
更新日:2026年8月18日
登録日:2026年8月18日