ID:81663
中西夏之 緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置 Nakanishi Natsuyuki Devices for Gentle Gazing and Endless Lingering
会場
国立国際美術館
THE NATIONAL MUSEUM OF ART, OSAKA
会期
2026年3月14日(土)-6月14日(日)
展覧会概要
中西夏之 緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置 ナカニシナツユキ ユルヤカニミツメルタメニイツマデモタタズム、ソウチ
Nakanishi Natsuyuki Devices for Gentle Gazing and Endless Lingering
中西夏之―1935年に生まれ、2016年に没したこの画家は、絵画という営みを根底から問いなおそうとしました。絵画はいかにして立ち現れるのか。そもそも、絵画の存在する場所はどこか。このような問いに貫かれ、生み出された彼の作品は、具象や抽象といった、既存の枠組みにおさまるものではありません。彼のねらいはむしろ、あらゆる自明の理を括弧に入れたうえで、新たに「絵画」を立ち上げなおすことだったと言えるでしょう。
本展覧会は、中西の半世紀以上にわたる制作の軌跡を振り返り、その特異な絵画理念と実践を、ともに浮き彫りにしようと試みます。画家を志しながらも、前衛美術家集団「ハイレッド・センター」の一員として数々のイベントを繰り広げ、絵画から離れていった1960年代前半。その後、舞踊家・土方巽との出会いをきっかけにして本格化した絵画への回帰。こうした迂回路を経た末に手がけられていく彼の作品たちは、絵画という営みについての思考を促さずにはおきません。
かつて中西は、絵画のありようを指して「緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置」という、謎めいた言葉を残しました。オレンジや黄緑や紫の色を多用し、異様に柄の長い筆で遠くから描いてみせた彼の絵画もまた、そうした「装置」の一つであるはずです。没後10年の節目となる2026年、本展覧会はこの言葉を導きの糸としつつ、中西の投げかけた問いに向き合います。
- 主催者
- 国立国際美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
- 協賛・協力等
- 協賛 公益財団法人ダイキン工業現代美術振興財団
協力 SCAI THE BATHHOUSE 助成 公益財団法人ポーラ美術振興財団 企画担当 福元崇志(国立国際美術館 主任研究員) - 休催日
- 月曜日(ただし、5月4日は開館)、5月7日
- 開催時間
- 10時 ~ 17時
- 金曜は20時まで(入場は閉館の30分前まで)
- 観覧料
- 一般―1,500円(1,300円)
大学生―900円(800円) - ※( )内は20名以上の団体料金および夜間割引料金(夜間対象時間:金曜17:00-20:00) ※高校生以下・18歳未満無料(要証明) ※心身に障がいのある方とその付添者1名無料(要証明) ※本料金で、同時開催の「コレクション3」もご覧いただけます
- 展覧会ホームページ
- https://www.nmao.go.jp/events/event/20260314_nakanishi/
イベント情報
講演会やギャラリートークを開催予定。
詳細は決まり次第、当館ウェブサイトなどでお知らせします。
同時開催
「コレクション3」
2026年3月14日(土)-6月14日(日)
会場情報
国立国際美術館 コクリツコクサイビジュツカン
THE NATIONAL MUSEUM OF ART, OSAKA
- 会場住所
-
〒530-0005
大阪市北区中之島4-2-55 - ホームページ
- http://www.nmao.go.jp/
登録日:2026年3月10日