ID:80865
特別展
Special Exhibition:
LOVE いとおしい…っ! LOVE Japanese Paintings of Adorable Things
鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛
ー Kaburaki Kiyokata’s Romance, Okumura Togyu’s Love of Animals ー
会場
山種美術館
YAMATANE MUSEUM OF ART
会期
2025 12/6[土]→2026 2/15日[日]
展覧会概要
特別展 LOVE いとおしい…っ! ラブ イトオシイ…ッ! 鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛
Special Exhibition: LOVE Japanese Paintings of Adorable Things ー Kaburaki Kiyokata’s Romance, Okumura Togyu’s Love of Animals ー
私たちの身の回りには、さまざまな愛の形があります。恋人同士の燃え上がるような愛、親子や夫婦など家族への愛、生まれ育った故郷への愛、身近な動物への慈しみの愛。また、最近よく耳にする「推し活」も、一つの愛の形といえるでしょう。この冬、山種美術館ではLOVEをテーマにした日本の近代・現代絵画を中心に取り上げ、ご紹介する特別展を開催します。
芸術のモティーフになった愛といえば、一番に思い浮かぶのが恋愛です。鏑木清方(かぶらききよかた)は近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)作の浄瑠璃本『冥土(めいど)の飛脚(ひきゃく)』に取材し、名品《薄雪》(福富太郎コレクション資料室)で、悲恋の物語を格調高く表しました。また、家族愛の視点では、愛娘の初節句を祝い描かれた速水御舟(はやみぎょしゅう)《桃花》をはじめ、親子の愛情にあふれる優品が注目されます。
郷土愛の感じられる作品では、川﨑小虎(かわさきしょうこ)が故郷を夢見る子どもの姿を《ふるさとの夢》に表しました。さらに、「目が楽しいから生きものを描くのが好き」と述べた奥村土牛(おくむらとぎゅう)の《兎》など、画家ならではの動物愛が表現された作品も数多くご紹介します。
冬はクリスマスやお正月、バレンタインデーなどで、親しい人、大切な存在に接する機会もあることでしょう。一年で最も愛が身近となるこの季節に、画家たちが多彩に描いたLOVEの名品をお楽しみください。
- 主催者
- 山種美術館、朝日新聞社
- 休催日
- 月曜日 [1/12(月・祝)は開館、1/13(火)は休館]、12/29(月)ー1/2(金)は年末年始休館
- 開催時間
- 午前10時 ~ 午後5時
- (入館は午後4時30分まで)
- 観覧料
- 一般1400円(1200円)、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
冬の学割 大学生・高校生500円 - *障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)一般1200円
*( )内は前売料金
オンライインチケット(日時指定券)
2025年11月28日(金)より予約開始
*入場券は当日美術館でも購入可能です。
◎きもの特典
会期中、きものでご来館のお客様は、一般200円引きの料金となります。
(複数の割引、特典の併用はできません) - 展覧会ホームページ
- https://www.yamatane-museum.jp/exh/2025/love.html
- 展覧会問合わせ先
- ハローダイヤル 050-5541-8600
イベント情報
講演会「描かれた愛-鏑木清方、北野恒富を中心に」
講師:山下 裕二氏(明治学院大学教授、山種美術館学芸部顧問)
日時:2025年12月21日(日)14:00-15:30(13:30開場)
会場:國學院大學 院友会館(東京都渋谷区東4-12-8、当館より徒歩3分)
参加費:500円(事前購入制・全席自由)
定員:120名(先着順)
*本展に入場可能なチケットまたは半券が必要です。
*当日は講師によるギャラリートークはありません。
[お申し込み・詳細]
チケットぴあ、美術館受付にて販売
◎学芸員によるギャラリートーク
日時:開館日の毎週水曜日10:30-(30分程度)
定員:25名(先着順)
*都合により変更になる場合がございます。
会場情報
山種美術館 ヤマタネビジュツカン
YAMATANE MUSEUM OF ART
- 会場住所
-
〒150-0012
渋谷区広尾3-12-36 - ホームページ
- https://www.yamatane-museum.jp/
登録日:2025年11月4日