ID:80850
◎花房コレクションが映す
前衛の貌
荒川修作+マドリン・ギンズ・岡崎和郎・宮脇愛子・篠原有司男 ──奈義町への寄託作品を中心として
会場
奈義町現代美術館ギャラリー
NAGI MUSEUM OF CONTEMPORARY ART
会期
2025年9月23日(火・祝)~11月16日(日)
展覧会概要
◎花房コレクションが映す 前衛の貌 ゼンエイノカオ 荒川修作+マドリン・ギンズ・岡崎和郎・宮脇愛子・篠原有司男 ──奈義町への寄託作品を中心として
戦後日本美術の地平を切り拓いた4人の代表的なアーティスト、荒川修作+マドリン・ギンズ、宮脇愛子、岡崎和郎、そして篠原有司男。彼らは「生」「時間」「記憶」「物質」など、目に見えぬ概念と格闘しながら、それぞれの手法で“存在”そのものを問い続けてきました。荒川修作+マドリン・ギンズは哲学と詩を内包した図像言語で、生命と意味の構造を再構築しようと試み、宮脇愛子は素材と空間のあいだに漂う気配を金属の線へと静かに託しました。岡崎和郎は日用品と彫刻のあいだを往還するような詩的な装置を創出し、篠原有司男はエネルギーと即興を爆発させる“ネオ・ダダ”の旗手として、今なお揺るぎない存在感を放っています。本展では、奈義町現代美術館の設立に深く関わり、コレクターでもある花房香氏のまなざしを通して、前衛美術の多彩な“貌”が立ち上がります。作品の数々は、氏が、作家たちとの深い絆の中で育んできた貴重なコレクションで、長年にわたる対話と信頼、そして作品への共鳴がその背景にあります。個人の想い、作品の力、そして時代の声が響き合う空間を、ぜひご体感ください。
- 休催日
- 一般・大学生700円(500円)・高校生500円(350円)・小中学生300円(200円)
※( )は20名以上の場合割引金額 - 開催時間
- 午前9時30分 ~ 午後5時
- (入館は4時30分まで)
- 観覧料
- 一般・大学生700円(500円)・高校生500円(350円)・小中学生300円(200円)
※( )は20名以上の場合割引金額 - 展覧会ホームページ
- https://www.town.nagi.okayama.jp/moca/news/20250923.html
イベント情報
10月26日(日)14時30分~美術館ギャラリー
アーティストたちとの深い絆を育んできた花房香氏のトークを開催します。
出会いから交流に至る中で貴重なエピソードなどを踏まえ語っていただきます。
会場情報
奈義町現代美術館ギャラリー ナギチョウゲンダイビジュツカン
NAGI MUSEUM OF CONTEMPORARY ART
- 会場住所
-
〒708-1323
勝田郡奈義町豊沢441 - ホームページ
- https://www.town.nagi.okayama.jp/moca/
登録日:2025年11月4日