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1925
ピカソ・フジタ・ヤクシジ むすび100年前 Picasso, Foujita, and Yakushiji, Connecting 100 Years Ago
百年前の「今」にアートと考古を通してアクセス
大原美術館 倉敷考古館 初!二館同時開催
会場
大原美術館 本館5・6室
OHARA MUSEUM OF ART
会期
2025.10.2 THU - 12.21 SUN
展覧会概要
1925 ピカソ・フジタ・ヤクシジ むすび100年前 ピカソ・フジタ・ヤクシジ ムスビ100ネンマエ
Picasso, Foujita, and Yakushiji, Connecting 100 Years Ago
1930年、日本で初めて西洋美術を常設展示する美術館として誕生した大原美術館。そして、約二万年にわたる歴史の遺物とともに吉備地方の歴史の魅力を伝える場として1950年に開館した倉敷考古館。ふたつのミュージアムによる、初めてのダブル展示で、ひとつのミュージアムでは成し得なかった新たな景色を見せます。
※倉敷考古館
百年前の考古學―好古から考古へ
2025 10.3FRI-12.21SUN
1925年にパリで開催された現代産業装飾芸術国際博覧会(アール・デコ博覧会)と同時期に生み出されたアートを、大原芸術財団のコレクションを軸に国内に所蔵される貴重な作品・資料とともに展覧していきます。中心には、パブロ・ピカソ(1881-1973)と藤田嗣治(1886-1968)が1925年に各々制作した絵画を置き、さらに建築家の薬師寺主計(1884-1965)が手がけた大原美術館本館などの建築物や大原家旧別邸有隣荘の家具調度品を紹介します。薬師寺は、日本の建築やインテリアにアール・デコ様式を取り入れた先駆者でもありました。
ピカリ、藤田、そして薬師寺―これら三人の表現者を点として100年前を結んでいきます。
- 主催者
- 公益財団法人大原芸術財団
- 協賛・協力等
- 後援/大原美術館後援会
協賛/エヴァホール、うさぎや、株式会社三晃空調、ナカシマホールディングス株式会社、株式会社藤木工務店
協力/オーエム機器株式会社 - 休催日
- 月曜日 ただし、10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)、11月24日(月・振休)は開館
- 開催時間
- 9:00 ~ 17:00
- ただし、12月2日(火)-12月21日(日)は9:00 - 15:00 ご入館は閉館の30分前まで
大原美術館本館の開館時間に準じます - 観覧料
- 一般2,000円
高校・中学・小学生(18歳未満の方)500円
小学生未満無料 - *障がい者手帳(ミライロID)をお持ちの方はご提示ください。ご優待いたします。
*大原美術館の入館料(本館/工芸・東洋館/児島虎次郎記念館 共通)に準じます。
特典 会期中、倉敷考古館会場に入場の際、大原美術館の入館券の提示で、一般の方は100円引きの「400円」で入場ができます。 - 展覧会ホームページ
- https://project.ohara.or.jp/1925
イベント情報
1925座談会「アウト・オブ・民藝と芋づる1925年」
会場を巡りながら1925年頃の様々な文化現象について語り合います。
2025年11月2日(日)16:30-18:00
集合場所:倉敷考古館前 定員:20名(先着順)
参加費:無料(ただし、大原美術館と倉敷考古館との両方の入館券の提示が必要です)
話し手:軸原ヨウスケ(デザイナー・COCHAE)、中村裕太(美術家・京都精華大学准教授)、孝岡睦子(大原美術館会場担当者/大原芸術財団研究部部長)、伴祐子(倉敷考古館会場担者/大原芸術財団研究員・学芸員)
1925シンポジウム*建築ツアー
「1925を建築から開く一さらに開いて考古、民藝、美術」建築を中心に1925年とその影響を検証し、この時代にものの見方や枠組みが変化していく様を考えていきます。
2025年11月29日(土)10:00-17:00(開場9:30)
会場:大原美術館児島虎次郎記念館レクチャールーム
定員:40名(先着順)
参加費:無料(ただし、大原美術館ないしは倉敷考古館の入館券の提示が必要です)
登壇:上田恭嗣(ノートルダム清心女子大学名誉教授)、吉田鋼市(横浜国立大学名誉教授)、吉田淳一(大阪産業大学教授)、岩崎志保(岡山大学准教授)、軸原ヨウスケ、三浦篤(大原美術館館長/大原芸術研究所所長)、孝岡睦子、伴祐子
モデレーター:塚本貴之(大原芸術財団研究員・学芸員)、洪性孝(同左)
建築ツアー:シンポジウム終了後、18時終了予定で、有隣荘(大原家旧別邸)の見学ツアーを実施します。
本座談会と本シンポジウムは公益財団法人鹿島美術財団から助成を受けています。
会場情報
登録日:2025年10月28日