ID:80762
色彩(いろあい)-速水史朗の世界-
会場
中津万象園・丸亀美術館
NAKAZU BANSYOEN MARUGAME MUSEUM OF ART
会期
令和7年9月20日(土)~11月24日(月)
展覧会概要
色彩(いろあい)-速水史朗の世界- イロアイ-ハヤミシロウノセカイ-
彫刻家速水史朗氏は、香川県多度津町生まれの日本を代表する彫刻家で、アトリエを多度津町にかまえ、今年98歳になる現在も、精力的に創作活動を続けています。(1996年には紫綬褒章、2005年には旭日章を受章)その作品は日本瓦の制作技法による黒陶と石彫に大きく分けられます。特に大型のモニュメンタルな石彫は、東京都庁や国立科学博物館など、北海道から沖縄、海外と、200ヵ所にものぼるパブリックスペースに設置されていて、速水作品の有機的で柔らかいフォルムが、人の心を和ませてくれています。
今回、中津万象園・丸亀美術館での作品展は、彫刻の速水作品では、目にすることの少ない平面の作品 (絵画、シルクスクリーン)や瓦のレリーフを中心に瓦彫刻、石彫を展示。いろいろな速水作品にふれ、新たな面に出会う展示となっています。
地元開催の本展に合わせ、速水の新しいこころみとして讃岐のり染めの大川原染色本舗とのコラボで、新作のタペストリーが制作されています
私が速水先生と出会ったのは十年ほど前、作品展を開催させていただいたのがご縁でした。そして98歳を迎えられる今もなお、日々創作に向き合い続け、魂の籠った新作を発表し続けるその姿は、“生きる力”そのものであり、私たちに深い感動を与えてくれます。先生の作風である黒御影石や瓦を用いた作品は、自然そして宇宙を想起させるカタチをしていて、どこか懐かしさと大地の姿、人のあたたかさを内包しているようで、全国に設置された数々の先生の彫刻は、偶然出会った人の心にそっと灯をともすような力を持っています。それは作品そのものの力であると同時に、先生の精神が形をもって私たちに語りかけているからだと思います。本展では、そんな速水史朗先生の“過去”と“今”を見つめる作品群が展示されています。98歳の作家がなおも挑み続ける、その創造の息吹を、どうぞ感じ取っていただければ幸いです。
多度津町立資料館館長 西山慶祐
- 主催者
- 公益財団法人中津万象園保勝会
- 協賛・協力等
- 後援 香川県、丸亀市、多度津町、香川県教育委員会、丸亀市教育委員会、多度津町教育委員会、四国新聞社、読売新聞高松総局、朝日新聞高松総局、毎日新聞高松支局、RNC西日本放送、KSB瀬戸内海放送、RSK山陽放送、OHK岡山放送、TSCテレビせとうち、CVC中讃テレビ、月刊マルータ
協力 多度津町立資料館、有限会社ハヤミスタジオ - 休催日
- ※水曜は全館休
- 開催時間
- 9:30 ~ 17:00
- (16:30までに入館)
- 観覧料
- 特別観覧料500円(小中生200円)
入園料金は800円(小中生400円)
セット券 1,100円(小中生500円)
(セット券は中津万象園の入園と丸亀美術館の入館が可能です) - 展覧会ホームページ
- http://www.bansyouen.com/info/%e6%ac%a1%e5%9b%9e%e5%b1%95%e8%a6%a7%e4%bc%9a%e3%81%ae%e3%81%8a%e3%81%97%e3%82%89%e3%81%9b%e3%80%80%e8%89%b2%e5%bd%a9%ef%bc%8d%e9%80%9f%e6%b0%b4%e5%8f%b2%e6%9c%97%e3%81%ae%e4%b8%96%e7%95%8c%ef%bc%8d/
イベント情報
開催初日(9月20日)は13時より彫刻家 速水史朗氏ご本人によるギャラリートークを予定しております。
この機会に間近で作品をご覧いただくとともに、速水先生ご本人からのお話も存分にお楽しみいただければ幸いです。ご参加には入館券(大人500円、小中生200円)が必要です。
みなさまのご参加をお待ちしております!
(予定が変更になる場合もございます。事前に本ホームページや公式SNSをご確認ください)
会場情報
中津万象園・丸亀美術館 ナカヅバンショウエン・マルガメビジュツカン
NAKAZU BANSYOEN MARUGAME MUSEUM OF ART
- 会場住所
-
〒763-0054
丸亀市中津町25-1 - ホームページ
- http://www.bansyouen.com/
登録日:2025年10月28日