ID:80752
国立劇場の名品展
ー鏑木清方、小倉遊亀、東山魁夷、髙山辰雄、加山又造…
会場
平塚市美術館
SHONAN THE HIRATSUKA MUSEUM OF ART
会期
2025年10月11日(土)ー2026年2月15日(日)
展覧会概要
国立劇場の名品展 コクリツゲキジョウノメイヒンテン ー鏑木清方、小倉遊亀、東山魁夷、髙山辰雄、加山又造…
国立劇場の場内には、設立当時より日本画を中心とした当時の画壇最高峰の作家による作品が飾られ、格調高い趣を作り出す一翼を担い続けました。近現代の日本画の収集・展示を積極的に行っている当館では、国立劇場の再整備等事業のための閉場期間中、これらの作品をお預かりすることになりました。本展では全三六点を一堂に展示します。
このたびお預かりした作品は、鏑木清方《野崎村》を除き、すべて一九四〇年代以降に制作された作品です。日本画は、戦後の一九四〇年代、新しい現実社会を生きる人々の感覚と伝統的な日本画との間に差異が生じ、大きな転換期を迎えました。新しい日本画の在り方を模索する画家たちは、西洋絵画の表現手法を参照し、あるいは東洋古典の新解釈を試みるなど、意識的にも造形的にも試行錯誤を重ねました。国立劇場のコレクションには、それらの傾向があらわれた作品が多く含まれており、多種多様な作品が集められています。
本展では、これらの作品を主題やモチーフをもとに「1.物語・役者を描く」「2.風景を描く」「3.花・動物を描く」「4.人を描く」という四つのテーマに分けてご紹介します。長きにわたって劇場内を彩り、幕間や上演前後の来場者に楽しまれてきた国立劇場のコレクションは、場外で一堂に展示されたことはなく、本展は貴重な機会となります。劇場内とはまた違った美術館の展示室という空間で、作品の魅力を心ゆくまでご鑑賞ください。
出品作家
麻田辨自/伊東深水/上村松篁/奥田元宋/奥村土牛/小倉遊亀/小野竹喬/堅山南風/加藤栄三/加藤晨明/金島桂華/鏑木清方/加山又造/川端龍子/桑田笹舟/児玉希望/杉山寧/鈴木翠軒/染谷祐通/髙山辰雄/田島なす美/土橋醇/中島清之/中村岳陵/西山英雄/橋本明治/浜田観/東山魁夷/御正伸/森田曠平/山口蓬春/山田申吾
- 主催者
- 平塚市美術館
- 休催日
- 月曜日(ただし10月13日、11月3日、11月24日、1月12日は開館)、10月14日(火)、11月4日(火)、11月25日(火)、年末年始(12月29日~1月3日)、1月13日(火)
- 開催時間
- 9:30 ~ 17時
- (入場は16時30分まで)
- 観覧料
- 一般200(140)円/高大生100円(70)円/中学生以下無料
- ※( )内は20名以上の団体料金
※毎週土曜日は高校生無料
※各種障がい者手帳の交付を受けた方と付添1名は無料
※65歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金(年齢・住所を確認できるものをご提示ください) - 展覧会ホームページ
- https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/20162006_00051.html
イベント情報
詳細は当館ウェブをご覧ください。
■当館学芸員によるギャラリートーク
日時:11月23日(日)、12月13日(土)、1月18日(日)、2月7日(土)各日14時~14時40分
場所:展示室Ⅰ
※申込不要、要観覧券。
■ワークショップ
対話型鑑賞会「おしゃべり美術館にあーつま~れ」
日時:12月6日(土)、1月17日(土)各日①11時~ ②14時~
場所:展示室Ⅰ
※事前申込制、要観覧券。
■ワークショップ ぬいぐるみおとまり会
お預かり日:1月24日(土)15時~16時
お迎え日:2月7日(土)15時~16時
定員:10名(1人につき、ぬいぐるみ1体)
※事前申込制、要観覧券。
同時開催
没後35年 北澤映月展 10月11日(土)~11月30日(日)
会場情報
平塚市美術館 ヒラツカシビジュツカン
SHONAN THE HIRATSUKA MUSEUM OF ART
- 会場住所
-
〒254-0073
平塚市西八幡1-3-3 - ホームページ
- https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
登録日:2025年10月14日