ID:80505

生田コレクション 鼓胴

(第3展示室 「もの」からみる近代 特集展示)

会場

国立歴史民俗博物館

National Museum of Japanese History

会期

2025.7.23(水)▶8.31(日)

館内メンテナンス・悪天候等、諸般の理由により、開館日・開館時間等の変更、各種催し物を延期または中止する場合があります。最新の情報は館のホームページ及びSNSでご確認ください。

展覧会概要

生田コレクション 鼓胴 イクタコレクション コドウ (第3展示室 「もの」からみる近代 特集展示)

生田コレクションは、明治から大正期、ビール産業の草創に貢献した人物として知られる生田秀(1857-1906)と、その長男で鼓胴研究に勤しんだ生田耕一(筒哉、1882-1933)とが、二代にわたり収集した能楽関係コレクションです。能においては、小鼓・大鼓・太鼓・能管という性格の異なる四種の楽器が用いられますが、本コレクションの中核をなすのは小鼓胴、すなわち小鼓の本体にあたる音を共鳴させるための筒92点です。
能楽を代々家業とした家や大名家等に伝来した資料とは異なり、研究的な視点によって集められたため、流儀(流派)の好みに偏らず、室町時代から大正時代という幅広い制作年代の鼓胴を含む、系統だったコレクションである点に特色があります。
今回の特集展示では、音楽・楽器史、技術史、美術史の研究資料として高く評価されてきた生田コレクションから小鼓胴・大鼓胴・太鼓胴ほか主要な資料を展示します。鼓胴内部の鉋目(かんなめ)に象徴される楽器製作技術や、鼓胴表面に施された多彩な蒔絵装飾、コレクションの成立背景などを通じて、室町時代から江戸時代にかけて発展・興隆し、さらに近代に受け継がれて現在もなお伝統芸能として生き続ける能楽文化の一端を紹介します。

休催日
7月28日(月)、8月4日(月)、5日(火)、18日(月)、25日(月)
開催時間
9:30 ~ 17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般600円(350円)
大学生250円(200円)
※( )内は20名以上の団体料金。
高校生以下は無料です。総合展示もあわせてご覧になれます。半券の提示で、当日に限りくらしの植物苑(入苑は16:00まで)にご入場できます。
展覧会ホームページ
https://www.rekihaku.ac.jp/event/2025_exhibitions_tokushu_kodou.html
展覧会問合わせ先
ハローダイヤル 050-5541-8600

会場情報

国立歴史民俗博物館 コクリツレキシミンゾクハクブツカン

National Museum of Japanese History

会場住所
〒285-8502
佐倉市城内町117
ホームページ
https://www.rekihaku.ac.jp/
問い合わせ先
ハローダイヤル 050-5541-8600
更新日:2025年9月9日
登録日:2025年9月9日