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現代フランス・ナイーブ派絵画展―ファンタジーでメルヘンな仲間たち―

会場

南アルプス市立美術館

MINAMI ALPS CITY MUSEUM OF ART

会期

令和7年7月19日(土)~9月15日(月・祝)

展覧会概要

現代フランス・ナイーブ派絵画展―ファンタジーでメルヘンな仲間たち― ゲンダイフランス・ナイーブハカイガテン―ファンタジーデメルヘンナナカマタチ―

ナイーブ派の絵とは、19世紀から20世紀にかけて、画家を職業とせず、専門的な美術教育を受けたことのない作業により制作された、素朴さや独創性が際立つ作品です。
ナイーブ派絵画の元祖と言われるアンリ・ルソーは、自分の楽しみのために、独学で絵画を描き始めました。自分の描きたいものを見失わず、心から楽しんで描くことを続けた彼の作品は仲間うちで評判になり、やがてピカソやアポリネールなどの巨匠たちにも注目されるようになりました。美術学校で教えられるやり方に従って人物に量感を与えたり、遠近法を駆使することをしなくても、面白い絵は描けることを人々は気付いたのです。
ルソーを中心とするナイーブ派の画家の作品は、1920年代あたりから画廊などで展示されるようになり、徐々にナイーブ派への関心は高まり、その傾向は現代の画家たちに受け継がれています。
本展は1984年に始まった「国際ナイーブ・アート・サロン」展に出展している、フランス・ナイーブ協会に属する現代の画家29名の作品84点を展示します。身近な人々や動物、どこか懐かしさを感じる風景、物語や空想の世界など、心の思うままに描かれた世界をお楽しみください。

主催者
南アルプス市立美術館、テレビ山梨
協賛・協力等
NHK甲府放送局、山梨日日新聞社、山梨放送、朝日新聞甲府総局、毎日新聞甲府支局、読売新聞甲府支局、産経新聞甲府支局、時事通信社甲府支局、山梨新聞社、エフエム富士、エフエム甲府、日本ネットワークサービス、峡西CATV、白根ケーブルネットワーク、富士川CATV
休催日
7月22日(火)、28日(月)、8月4日(月)、12日(火)、18日(月)、25日(月)、9月1日(月)、8日(月)
開催時間
午前9時30分 ~ 午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般500(400)円・大学生300(240)円
※高校生以下・市内在住の65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いは無料
※()内20名以上団体割引料金
展覧会ホームページ
https://www.minamialps-museum.jp/?p=1296

イベント情報

美術講演会「ナイーブ派の絵画」
日時:8月3日(土) 午後2時~
講師:向山富士雄(当館館長)
場所:美術館研修室
定員:50名
参加料:入館料に含む
(7月19日(土) 午前9時30分より受付)

担当学芸員によるギャラリートーク
日時:8月9日(土) 午後2時~
場所:美術館展示室
参加料:入館料に含む(申込不要)

中高生によるアートレクチャー
日時:7月26日(土) 午前10時~、午前2時~
場所:美術館展示室
参加料:入館料に含む(申込不要)

会場情報

南アルプス市立美術館 ミナミアルプスシリツビジュツカン

MINAMI ALPS CITY MUSEUM OF ART

会場住所
〒400-0306
南アルプス市小笠原1281
ホームページ
https://www.minamialps-museum.jp/
更新日:2025年9月2日
登録日:2025年9月2日