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目黒区美術館コレクション展 MMAT Collection:

新収蔵品を中心に+清原啓子の銅版画

New Acquisitions + Keiko Kiyohara, the Etcher

会場

目黒区美術館

MEGURO MUSEUM OF ART, TOKYO

会期

2025年10月11日(土)~2025年11月16日(日)

展覧会概要

目黒区美術館コレクション展 メグロクビジュツカンコレクションテン 新収蔵品を中心に+清原啓子の銅版画

MMAT Collection: New Acquisitions + Keiko Kiyohara, the Etcher

目黒区美術館はこれまで、日本の近現代美術を中心に、多様な展覧会を開催してきました。中でも、毎年行っているコレクション展(所蔵作品展)は、様々なテーマで収蔵品を紹介するとともに、来館者と美術作品の新鮮な出会いの場となることを目指してきました。
この度は、2023(令和5)年度に新収蔵となった多和圭三、寺崎百合子、村上友晴の作品を中心に、厳選した現代美術のコレクションを紹介します。さらに今展では、特集展示として、当館が開館した1987(昭和62)年に31歳の若さで急逝した銅版画家・清原啓子の作品を取り上げます。
久生十蘭、澁澤龍彦、三島由紀夫など、幻想性、耽美性に富む作家を敬愛した清原は、物語性にこだわり、濃密にして清麗な世界を描きました。その短い生涯に遺した銅版画作品は、未完成を含めてもわずか30点でした。当館は作家没後の後刷り版画25点を収蔵していますが、清原の生誕70年である今年、館外コレクション等からの貴重な版画作品をあわせ、全30点を一堂に展覧します。
本展では、前半は新収蔵品を中心に、後半は清原啓子の作品を紹介します。新収蔵の多和、寺崎、村上の三作家の作品は、それぞれ展示室空間を分けて展示し、さらに当館コレクションより、草間彌生の立体作品、香取正彦、安原喜明の工芸作品などで構成します。 今回取り上げる作家は、彫刻、絵画、版画、工芸など、ジャンルも、素材や技法も、それぞれ異なります。本展では、各々の展示空間で作品の表現や表情を味わっていただきながら、作品を制作する作家から見えているものという点にも目を向けてみたいと思います。作家と作品との関係性に思いを寄せてみることで、作家の創作活動の秘密を見出すことができるかもしれません。本展が、美術作品との新しい出会いの場となれば幸いです。

主催者
公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館
協賛・協力等
協力:八王子市夢美術館、町田市立国際版画美術館
休催日
月曜日 *ただし、10月13日(月・祝)・11月3日(月・祝)は開館、10月14日(火)・11月4日(火)は休館
開催時間
10:00 ~ 18:00
(入館は17:30まで)
観覧料
一般 700(550)円
大高生・65歳以上 550(400)円
中学生以下 無料
*障がいのある方とその付添者1名は無料、( )内は20名以上の団体料金
*目黒区在住、在勤、在学の方は受付で証明書類をご提示頂くと団体料金になります(他の割引との併用はできません)
展覧会ホームページ
https://www.mmat.jp/exhibition/archive/2025/20251011-456.html

イベント情報

ミュージアムコンサート
加藤訓子(くにこ)(ヴィブラフォン&マリンバ)“音と形の間に立ち現れるもの”
日時:10月30日(木)19:00-20:00 会場:目黒区美術館 展示室
チケット料金:全席自由 2,500円(未就学児入場不可) *9/16(火)発売開始
※コンサートチケットの提示で、当日に限り展覧会をご覧いただけます
※チケット取扱等の詳細は、当館またはめぐろパーシモンホールのウェブサイト
https://www.persimmon.or.jp/にてご確認ください

会場情報

目黒区美術館 メグロクビジュツカン

MEGURO MUSEUM OF ART, TOKYO

会場住所
〒153-0063
目黒区目黒2-4-36 目黒区民センター内
ホームページ
https://www.mmat.jp/
更新日:2025年10月30日
登録日:2025年8月26日