ID:80289
世田谷文学館開館30周年コレクション展
海野十三と日本SF JUZA UNNO & JAPANESE SCIENCE FICTION
会場
世田谷文学館
SETAGAYA LITERARY MUSEUM
会期
2025 4.26 sat-9.28 sun
展覧会概要
世田谷文学館開館30周年コレクション展 海野十三と日本SF ウンノジュウザトニホンSF
JUZA UNNO & JAPANESE SCIENCE FICTION
「地球盗難」とは、今のところ
科学小説の題名でしかありません。
がしかしデス、未来の世に
「地球盗難」事件が起こらないとは
誰が保證(ほしょう)できましょうか?(「地球盗難」より)
〈日本SFの父〉とも呼ばれる海野十三(1897~1949)は戦前から戦後にかけて数々の空想科学小説を書き、絶大な人気を博しました。手塚治虫や小松左京ら、後にSF第一世代となる作家たちは、子ども時代はみな海野の愛読者でした。
真空管の開発に携わる科学技術者だった海野は1928年、「電気風呂の怪死事件」でデビュー。異色の探偵作家として知られるようになります。以後、少年向けの科学冒険小説ジャンルを開拓しつつ、ロボットやロケット、人工臓器、地球外生命、宇宙戦争、タイムトラベルなど多様なテーマを豊かな想像力と科学者としての知見に基づくリアルな筆致で描き出していきました。
本展では、海野十三の軌跡を追いつつ、同じく世田谷に住んだ横溝正史や小栗虫太郎との友情、さらに海野の影響を色濃く受けた手塚治虫、星新一、小松左京、筒井康隆、豊田有恒らSF第一世代の仕事もご紹介し、いま現在も小説、マンガ、アニメ、映像、ゲームへと無限に表現を広げていく日本SFの想像力の源流に迫ります。
- 主催者
- 世田谷区、公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
- 協賛・協力等
- 【協力】徳島県立文学書道館、日本SF作家クラブ 【後援】世田谷区教育委員会
- 休催日
- 毎週月曜日および5/7、7/22、8/12、9/16(ただし5/5、7/21、8/11、9/15は開館)
- 開催時間
- 10:00 ~ 18:00
- (入場とミュージアムショップは17:30まで)
- 観覧料
- 一般 200円/高校・大学生 150円/65歳以上、小・中学生 100円
- ※団体料金、障害者割引あり。詳細はHPをご覧ください。 ※企画展開催中は企画展チケットの半券でご覧いただけます
※世田谷区内在住・在学の小中学生については、土、日、祝日、夏休み期間のコレクション展は無料になります。 ※5/9は65歳以上無料、9/15は60歳以上無料 - 展覧会ホームページ
- https://www.setabun.or.jp/collection_exhi/20250426_collection.html
イベント情報
同時開催
「ムットーニコレクション」 ※ご入場にはコレクション展チケットが必要です。
上演予定作品:「月世界探検記」/「アトラスの回想」/「エッジ・オブ・リング」(特別出品)/「アローン・ランデブー」 開館時間中毎時30分から上演
【同時期開催企画展】
士郎正宗の世界展~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~
2025年4月12日(土)~8月17日(日) ※詳細は世田谷文学館HPをご覧ください
会場情報
世田谷文学館 セタガヤブンガクカン
SETAGAYA LITERARY MUSEUM
- 会場住所
-
〒157-0062
世田谷区南烏山1-10-10 - ホームページ
- https://www.setabun.or.jp/
登録日:2025年8月19日