流行の仕掛人 Edo’s Trend-Setters

流行の仕掛人 リュウコウノシカケニン 蔦屋重三郎と版元の仕事

Edo’s Trend-Setters Tsutayaya Juzaburo and the Work of the Hanmoto[Publishers]
Second Exhibition: Unsodo, a Hanmoto Still Existing Today

浮世絵の立役者、版元の仕事に迫る。

浮世絵の企画・制作・販売を統括した江戸時代の出版社であり、プロデューサーでもある版元。本展ではそんな版元にスポットを当てた企画展を開催します。
大展示室では歌麿や写楽を見出した蔦屋重三郎をはじめ、広重作品を手掛けた版元たちを紹介。また作品からわかる版元たちが仕掛ける工夫や版画ならではの特徴などを紹介します。

主催者

静岡市、静岡市東海道広重美術館(指定管理者:特定非営利活動法人ヘキサプロジェクト)

協賛・協力等

協力:アダチ伝統木版画技術保存財団、静岡県立中央図書館、静岡市立中央図書館、美術書出版株式会社芸艸堂 後援:NHK静岡放送局

休催日

毎週月曜日(祝日の場合は、翌平日)

開催時間

午前9時 ～ 午後5時

(入館は午後4時30分まで)

観覧料

一般520円(410円)/大学生・高校生310円(250円)/中学生・小学生130円(100円)

※( )は20名以上の団体料金 ※静岡市在住の中学生以下及び静岡市在住の70才以上の方は無料
※身体障害者手帳等をご持参の方及び介護者は無料

展示替え情報

※各会期で絵画作品は全点展示入替があります。

展覧会ホームページ

https://tokaido-hiroshige.jp/exhibition/

[講演会]
蔦屋重三郎の仲間
山東京伝の仕掛け ～滑稽図案とアルファベット～
今年の大河ドラマ「べらぼう」主人公の版元 蔦屋重三郎の代表的な仲間であった山東京伝は、戯作者・絵師(北尾政演)・狂歌師・袋物や薬の商売・考証史研究者などの他多彩な才能を発揮した人物です。彼の戯作の代表作で、彼が考案したデザインと添えられた戯文を組み合わせた『小紋雅話(こもんがわ)』の内容を解読しながら紹介します。この中の図から江戸時代に伝えられたアルファベット(ABCアベセデ)の庶民への受容の様子をたどります。ここでも、山東京伝の見事な仕掛けをご覧に入れることができます。
【講師】岩崎均史(静岡市東海道広重美術館 館長)
【日時】2025年7月26日(土)13:30～15:00
【会場】当館2階講座室
【参加費】無料 ※入館料別途 【定員】30名
【申し込み】WEBサイト・電話(054-375-4454)にて申し込み
(先着順 ※定員になり次第受付を終了)

[ワークショップ]
浮世絵版画の実演&摺り体験
ワークショップ
京都で現在に続く版元の芸艸堂の職人による、浮世絵版画制作の実演と体験ワークショップ。お子さまから大人まで参加いただけます。
【講師】芸艸堂
【日時】2025年8月23日(土)13:30～15:30
【会場】当館2階講座室前ラウンジ
【参加費】550円 ※入館料別途 【定員】25名(要事前申し込み)
【申し込み】WEBサイト・電話(054-375-4454)にて申し込み
(先着順 ※定員になり次第受付を終了)

当館学芸員によるギャラリートーク
【日時】7月27日(日)、8月24日(日)13:00～13:30
【参加費】無料 ※入館料別途
・ミュージアムショップにて整理券をお受取りいただき、開催時間になりましたらエントランスホールにお集まり下さい。

※状況によりイベントが変更になることがございます。詳細は美術館ホームページをご確認ください。

同時開催 現代に続く版元 芸艸堂
小展示室では現在でも京都にて木版印刷の書籍を刊行している版元の「芸艸堂」の協力による特別展示を行います。

静岡市東海道広重美術館 シズオカシトウカイドウヒロシゲビジュツカン

SHIZUOKA CITY TOKAIDO HIROSHIGE MUSEUM of ART

会場住所

〒421-3103
静岡市清水区由比297-1

ホームページ

https://tokaido-hiroshige.jp/