ID:80220

特別展

天翔(あまかけ)る 飛鳥(あすか) 烏頭尾精の世界

会場

奈良県立万葉文化館

Nara Prefecture Complex of Man'yo Culture

会期

2025 7.12(土)-9.15(月)(祝)

展覧会概要

特別展 天翔(あまかけ)る 飛鳥(あすか) 烏頭尾精の世界 アマカケル アスカ ウトオセイノセカイ

画業70年 あすかとともに

明日香村出身の画家で満93歳になる現在まで精力的に作品制作を続ける烏頭尾精。
本展覧会では、16年の歳月をかけて奈良や京都の古都を描いた「古都シリーズ」の最後を飾る「あすかシリーズ」が2024年に完成したことを記念して、奈良の古都(飛鳥、藤原、平城)を描いた作品12点を一挙に公開します。
烏頭尾の描く風景画は、澄んだ色彩と穏やかな画面のなかに古代の人々の情感が漂うような画風で、その土地のもつ空気感までも感じられるようです。
烏頭尾は、京都市立美術大学(現、京都市立芸術大学)を卒業後、美術教諭として教鞭をとる傍ら作品制作を続け、初期のころは「鳥」を多く描き、歩く鳥から飛ぶ鳥へ、そしてその鳥たちが風景の中を飛翔しはじめ、やがて古都の風景が作品の主役となっていきます。
本展では、初期から現在までの画業70年のあゆみをたどるとともに、長年の制作活動の裏側を垣間見ることのできる小品を数多く展示します。烏頭尾の学生時代の緻密な模写や写生、水墨画に木版画、人体表現の素描など、さまざまな表現を追求した烏頭尾の知られざる側面にもスポットをあてます。

主催者
奈良県立万葉文化館
協賛・協力等
【後援】明日香村 明日香村教育委員会
休催日
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌平日)
開催時間
10:00 ~ 17:30
(入館は17:00まで)
観覧料
一般 1000(800)円、高校・大学生 500(400)円、小・中学生 300(240)円
※()内は20名以上の団体割引。 ※国内の小・中学生、高校生、18歳未満は無料。
その他割引は万葉文化館までお問い合わせください。
展覧会ホームページ
https://www.manyo.jp/event/detail.html?id=568

イベント情報

◇対談「画業70年のあゆみ あすかの風土に生きて」
講師 烏頭尾精氏(日本画家・京都教育大学名誉教授)
西光慎治氏(明日香村教育委員会文化財課課長補佐)
日時 7月21日(月・祝)14時~15時30分(開場13時30分)
定員 150名(事前申込制)
場所 奈良県立万葉文化館 企画展示室
[参加無料・要申込]

◇学芸員によるギャラリートーク
日時
7月13日(日) 14時~(各回30分程度)
7月16日(水) 15時40分頃~
8月20日(水) 15時40分頃~
場所 奈良県立万葉文化館 日本画展示室
[要観覧券・申込不要]

会場情報

奈良県立万葉文化館 ナラケンリツマンヨウブンカカン

Nara Prefecture Complex of Man'yo Culture

会場住所
〒634-0103
高市郡明日香村飛鳥10
ホームページ
https://www.manyo.jp
更新日:2025年8月7日
登録日:2025年8月5日