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福岡アジア美術館 ベストコレクションⅢ

Fukuoka Asian Art Museum Best Collection Ⅲ

変革の時代、新たなる自画像 Braking the Conventional: New Self-Portraits

会場

福岡アジア美術館 アジアギャラリー(7階)

Fukuoka Asian Art Museum

会期

2025.7.5(土)SAT-11.30(日)SUN

展覧会概要

福岡アジア美術館 ベストコレクションⅢ 変革の時代、新たなる自画像 ヘンカクノジダイ、アラタナルジガゾウ

Fukuoka Asian Art Museum Best Collection Ⅲ Braking the Conventional: New Self-Portraits

福岡アジア美術館は1999年の開館以来、アジアの近現代美術作品の系統的な収集に取り組み、質量ともに世界でも類を見ないユニークなコレクションを形成してきました。
本展は、当館が所蔵する約5,700点の作品の中から、アジア美術のスターアーティストの傑作を厳選してご紹介する「ベストコレクション」展の第三弾です。今回は1980-90年代に頭角を現したアーティストを中心に、11組による作品40点あまりを出展します。
日本がバブル経済の加熱から崩壊までを経験した80-90年代、アジアの多くの地域では政治の自由化や経済発展が進みました。この時期、アジア美術もまた変革の時代を迎え、西洋美術の模倣や古典の反復を超えて、他の時代・地域にはない独自の表現が、アジア各地で切り拓かれていきます。そして、西洋中心主義的な価値観の見直しが進むなかで、アジアの同時代美術の動向に国際的な注目が集まるようになり、各国から世界を舞台に活躍するスターがつぎつぎと登場しました。
アジアの美術が独自性を獲得していくときに重要なカギとなったのは、他者とは異なる自分自身のバックグラウンドを見つめ、それを起点に表現を展開しようとするアーティストたちの姿勢でした。自らのアイデンティティを構築している歴史・伝統・文化、あるいは、自らを取り巻く社会の現実を問い直し、これまでにない形で提示しようとすること─そのようないわば「新たなる自画像」を描く試みのなかから、アジア美術の新時代が築かれていくのです。
本展は、過去最大規模で開催する「ベストコレクション」展となります。アジア美術が大きな躍進を遂げる時代に制作された名作の数々を、ダイナミックな空間のなかでぜひご体感ください。

主催者
福岡アジア美術館
休催日
水曜日
開催時間
9:30 ~ 18:00
(金・土曜は20:00まで) ※ギャラリー入室は閉室30分前まで
観覧料
一般 200(150)円 高大生 150(100)円 中学生以下無料
※( )内は20人以上の団体
※以下を提示していただくと本展の観覧料は無料になります。
身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳の提示者本人と介護者1人、特定医療費(指定難病)受給者証・特定疾病医療受給者証・先天性血液凝固因子障害等医療受給者証・小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者本人、福岡市・北九州市・熊本市民及び鹿児島市民で住所と65歳以上を確認できる証明書(運転免許証、健康保険証等)の提示者本人
展覧会ホームページ
https://faam.city.fukuoka.lg.jp/

イベント情報

学芸員によるギャラリートーク
8月10日(日)、8月30日(土)、10月12日(日)、11月2日(日)
●各日14:00-14:40
●予約不要
●参加無料(要展覧会チケット)

その他の関連イベントについては、随時、当館ホームページとSNSでお知らせします。

同時開催の展覧会
おいでよ!夏の美術館vol.2「オバケ?」展
会期|2025年7月10日(木)~8月31日(日)

「ベトナム、記憶の風景」展
会期|2025年9月13日(土)~11月9日(日)
*別途入場料がかかります(共通チケットあり)

会場情報

福岡アジア美術館 フクオカアジアビジュツカン

Fukuoka Asian Art Museum

会場住所
〒812-0027
福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7・8階
ホームページ
https://faam.city.fukuoka.lg.jp/
更新日:2025年8月5日
登録日:2025年8月5日