ID:79893
府中市美術館公開制作92
Fuchu Art Museum Open Studio Program
栗原一成 KURIHARA Issei
会場
府中市美術館 公開制作室
FUCHU ART MUSEUM
会期
2025年4月26日(土)ー9月7日(日)
公開制作
4月→26日(土)、27日(日) 5月→4日(日)、31日(土) 6月→1日(日)、14日(土)、15日(日)
7月→12日(土)、13日(日) 8月→2日(土)、3日(日)、16日(土)
作品展示|8月23日(土)ー9月7日(土)
土日の13:00~17:00は、当館普及員によるガイドがあります。
展覧会概要
府中市美術館公開制作92 栗原一成 クリハライッセイ
Fuchu Art Museum Open Studio Program KURIHARA Issei
栗原一成は、30年ほどの長きにわたって、絵を描いてきました。その画面には、風景のような形や、文字の連なりにも見える線が、鮮やかな色彩を伴って、ぎっしりと描き込まれています。いつどこで始まり終わるのか、捉えどころがなく、また時間と空間が混沌と混ざり合っているかに感じられます。
近年栗原は、哲学対話に積極的に参加しています。彼は参加者たちの対話を聴きながら手を動して描き、同時に対話に加わります。制作と思索、手と目が絡まり一旦絡まり、そこから一本の糸の端が引き出されるようにして、哲学的思考が導かれます。
今回の公開制作で栗原は、板とキャンバス(布)の両方を用意して、その上に描いていきます。板とキャンバスの画面は違うが、同じでもある、と栗原は語ります。異なる物質が、描きの途中で、物としての意味を無化されていく。そこでは意味にしばられない自由が得られ、彼が絵筆を動かす原動力を生み出しているのかもしれません。
寡黙な画家の、饒舌な手の動きにどうぞご注目ください。
- 主催者
- 府中市美術館
- 協賛・協力等
- 制作協力|DUSTBUNNY LLC.
- 休催日
- 月曜日(5月5日、8月11日は開館)
5月12日(月)-24日(土)、7月14日(月)ー25日(金)、8月12日(火) - 開催時間
- 10:00 ~ 17:00
- 公開制作|12:00~17:00
- 観覧料
- 観覧無料
- 展覧会ホームページ
- https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/koukaiseisaku/kokaikaisai/ops92_kurihara.html
- 展覧会問合わせ先
- ハローダイヤル 050-5541-8600
イベント情報
◎哲学対話「画家と一緒に哲学対話・Art & Philosophy」
6月28日(土)13:00~16:30 創作室
定員:24名(対話参加者12名、見学のみ12名)
対象:中学生以上 参加無料
講師:田坂さつき(立正大学文学部哲学科教授)
木原志乃(國學院大學文学部哲学科教授)
栗原一成(画家)
内容:画家がライブペイントを進行する空間で、哲学者がファシリテーターとなり、美術に関わる哲学対話を行う
申込方法:6月12日(木)まで(必着)
往復ハガキ(1人1枚)に住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、返信用宛名、参加の別(対話か見学か)を記入して、当館「哲学対話」係へ
「Art & Philosophy」では、哲学研究者がファシリテーターとなり、哲学の文章読解を出発点にして、参加者と画家が哲学対話を行います。参加者が制作に加わることもあります。制作と対話が同時に進行し、制作の過程に潜む問いを解明していくことで、「美術とは何を目指したどのような営みであるのか」について、言葉と行為を通して考えます。
◎アーティストトーク ゲスト:石田尚志(美術家)
8月30日(土)14:00~ 講座室
定員:60名 参加無料 先着順
内容:ライブペイントを共同で行なうなど、絵に対しての思いを共有する同世代の画家を迎えて、対談形式で行います。
会場情報
府中市美術館 フチュウシビジュツカン
FUCHU ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒183-0001
府中市浅間町1-3 (都立府中の森公園内) - ホームページ
- https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/
- 問い合わせ先
- ハローダイヤル 03 (5777) 8600
登録日:2025年6月24日