ID:79881
特別展
もの想う美人―明橋コレクションでたどる女性美― Transition of Women’s Beauty from the Edo Period: Meikyo Collection
会場
鎌倉市鏑木清方記念美術館
KAMAKURA CITY KABURAKI KIYOKATA MEMORIAL ART MUSEUM
会期
令和7年4月17日(木)~5月21日(水)
※最新情報は当館ホームページをご確認ください。
展覧会概要
特別展 もの想う美人―明橋コレクションでたどる女性美― モノオモウビジン―メイキョウコレクションデタドルジョセイビ―
Transition of Women’s Beauty from the Edo Period: Meikyo Collection
「美人画」はその字のとおり、女性の美しさを描く絵のことです。言葉としては明治40年代に定着しましたが、浮世絵師の喜多川歌麿に代表されるように、それ以前から女性の美しさを題材とした作品は人々に親しまれていました。特に江戸後期の美人浮世絵は、遊女や町娘らを描き市井の人々の人気を得ました。
明治以降は、日本画家の上村松園や鏑木清方らによりこの分野が確立され、伊東深水や小早川清らに受け継がれていきます。また肉筆画に限らず、美人口絵やポスターなど様々な形で「美人画」が制作されました。
本特別展でご紹介する明橋コレクションは、江戸から昭和にかけての珠玉の美人画で構成されています。蒐集作品は、上村松園や鏑木清方らの美人画をはじめ、風景画を得意とした川瀬巴水の美人版画、日本酒メーカー黄桜の河童のキャラクターで親しまれた漫画家・小島功の版画など多岐にわたります。なかでも、明治後期以降の美人画には女性の内面を表す〈もの想う〉仕草や表情がみられ、時代にあわせて移ろう多様な女性表現の中にも相通じる美しさがあります。
本特別展では、明橋コレクションを中心に〈もの想う〉女性の美しさと、その表現の変遷をご紹介いたします。
- 主催者
- 公益財団法人 鎌倉市芸術文化振興財団
(鎌倉市鏑木清方記念美術館指定管理者) - 休催日
- 毎週月曜日(5月5日(月・祝)は開館)
- 開催時間
- 午前9:00 ~ 午後5:00
- (入館は午後4:30まで)
- 観覧料
- 一般:450円(310円)、小・中学生:220円(150円)
- ※( )は20人以上の団体料金
- 展覧会ホームページ
- https://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/exhibition/r07_toku_1.html
イベント情報
◆展示解説
学芸員による展示解説を実施します。(約20分)
4月19日(土)、5月10日(土)13:30~
◆市民講座
鏑木清方の芸術や展覧会の見どころ等について、当館学芸員による講座を開催します。
5月3日(土・祝)13:30~
◆日本画ワークショップ【要ご予約】
日本画材を使って、絵を描こう!
初心者の方でもお楽しみいただけるワークショップです。
詳しくは当館ホームページをご覧ください。
5月25日(日) ①13:00~ ②15:00~
会場情報
鎌倉市鏑木清方記念美術館 カマクラシカブラキキヨカタキネンビジュツカン
KAMAKURA CITY KABURAKI KIYOKATA MEMORIAL ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒248-0005
鎌倉市雪ノ下1-5-25 - ホームページ
- http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/
登録日:2025年6月24日