ID:79625
「仮(葬)ーkarisouー」揺らぐ葉と吹き抜ける風
会場
KOBE STUDIO Y3 4Fギャラリー
KOBE STUDIO Y3
会期
2025年5月17日(土)~ 6月22日(日)
展覧会概要
「仮(葬)ーkarisouー」揺らぐ葉と吹き抜ける風 「カリ(ソウ)ーkarisouー」ユラグハトフキヌケルカゼ
2024年元旦の地震、同年9月の豪雨で大きな被害を受けた能登半島、珠洲市。「仮() -karikakko-」は、当地で震災前から継続的な活動を続けている移住者コミュニティであり、アートコレクティブです。珠洲市でゲストハウスやコミュニティスペースの運営、さらには地域から銭湯「海浜あみだ湯」を引き継ぎ、被災後も早くに銭湯を再開させてお風呂を提供するとともに、子どもたちの勉強場所や寄合所、外部から来る人々を受け入れる地域のハブとしても機能してきました。現在は、地震により倒壊した家屋の廃材を引き受けて燃料にすることで、街と家屋を弔うことに重ねながら銭湯のお湯を沸かしています。当展覧会では、地震からまもなく1年半を迎える「仮() -karikakko-」の活動を神戸で紹介し、その揺らぎから、被災地の中を吹き抜ける風をお届けします。
- 主催者
- C.A.P.(芸術と計画会議)
- 協賛・協力等
- 助成:小笠原敏晶記念財団、神戸文化支援基金
協力:湊山温泉、NPO法人芸法、NPO法人ガクソー、海浜あみだ湯、武田雄介
企画、キュレーション:河村啓生(アーティスト、C.A.P.メンバー) - 休催日
- 月曜休館
- 開催時間
- 10:00 ~ 19:00
- 展覧会ホームページ
- https://cap-kobe.com/kobe-studio-y3/blog/2025/04/20/250517-0622/
イベント情報
5/17(土) 15:00~18:00 オープニングイベント
15:00~16:00:第1部 ギャラリートーク
「仮() -karikakko-」が今回の展示について紹介してくれます。
16:30~18:00:第2部 座談会「珠洲×神戸~復興を再考~」。
アートに関係なく、「仮() -karikakko-」とともに神戸で震災について語り、「復興」について考える座談会。
5/18(日) 16:00~18:00 トークイベント「音と被災地」
登壇者:川崎義博、「仮() -karikakko-」、鈴木泰人
フィールドレコーディングの先駆者であり、阪神淡路大震災や東日本大震災の被災地でも音のリサーチを行ったサウンドアーティスト、川崎義博さんをゲストにお呼びし、「仮() -karikakko-」の二人と、珠洲のフィールドレコーディングを試みているアーティスト鈴木泰人さんとともに、音という側面から被災地のことを考えるきっかけを作ります。
6/21(土) 14:00~16:00 日記ワークショップ(要予約)
日々を書き留めること、そしてその体験や思いを共有することをテーマに「仮() -karikakko-」が進行役となってワークショップを行います。
6/22(日) 18:00~20:00 クロージングパーティー
展覧会を締めくくる交流会。「仮() -karikakko-」のメンバーや訪れる人々と交流しながら、この先のことを一緒に考える場を作ります。
6/28(土)、29(日) 「珠洲の湯 ~被災家屋で温める/温まる~」
会場:湊山温泉(神戸市兵庫区湊山町26-1)
「湊山温泉」が特別に、本展で用いられる解体された被災家屋を薪として引き取ってくれることになりました。その薪でお湯を沸かして営業してくれる2日間です。開催時間および料金は湊山温泉に準じます。
湊山温泉Webサイト
https://minatoyama-onsen.com
会場情報
KOBE STUDIO Y3 KOBE STUDIO Y3
KOBE STUDIO Y3
- 会場住所
-
〒650-0003
神戸市中央区山本通3-19-8 神戸市立海外移住と文化の交流センター内 - ホームページ
- https://cap-kobe.com/kobe-studio-y3/
登録日:2025年5月20日