石田尚志 絵と窓の間 Ishida Takashi: Between Tableau and Window

瀬戸内国際芸術祭2025参加展覧会 石田尚志 絵と窓の間 イシダタカシ、エトマドノアイダ

SETOUCHI TRIENNALE 2025 Ishida Takashi: Between Tableau and Window

石田 尚志(いしだたかし)(1972年東京生まれ)は、自らが描いた絵画を連続的に撮影する手法(ドローイング・アニメーション)で制作した映像作品により、1990年代から国内外で評価されてきました。
時間芸術への窓ともいえる「映像」、その画面には、生成と変容を続ける絵画、場の光や闇がもたらす空間の質的な変化、そして画家の思考の軌跡が残されています。映像と空間あるいは立体造形とともに構成されるインスタレーションへの展開を経て、近年の石田は10代以来となるカンヴァスに絵筆を走らせ、空間と時間を“静止した平面”へ描き表すことに再び取り組んでいます。2015年以来の大規模な個展となる本展では、代表作と新作を中心に多数の初公開作品を含む約80点の作品を展観し、石田 尚志の仕事を再考します。

主催者

高松市美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会、「瀬戸芸美術館連携」プロジェクト実行委員会(事務局:公益財団法人 福武財団)、独立行政法人 日本芸術文化振興会、文化庁

協賛・協力等

協力:
タカ・イシイギャラリー、多摩美術大学メディアセンター

助成:
公益財団法人 花王 芸術・科学財団

委託:
令和7年度日本博2.0事業(委託型)

休催日

月曜日(ただし、8月11日(月曜日・祝日)、9月15日(月曜日・祝日)は開館、8月12日(火曜日)、9月16日(火曜日)は休館)

開催時間

午前9時30分 ～ 午後5時

(入室は閉館30分前まで)
(ただし、金曜日・土曜日は午後7時閉館)
※瀬戸内国際芸術祭夏会期(8月1日～8月31日)の金曜日・土曜日は午後8時閉館。

観覧料

【一般】1,200円(960円)※65歳以上も一般料金
【大学生】600円(480円)※高松市キャンパスメンバーズ制度加盟大学等の学生証所持者は団体料金
【高校生以下】無料

※()内は20名以上の前売・団体料金
※前売り券は、高松市美術館1階受付、高松市役所生協、ゆめタウン高松サービスカウンター、宮脇書店本店及び南本店にて8月7日(木曜日)まで販売。(詳細な販売開始時期は各店舗へお問い合わせください。)
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者(または障害者手帳アプリ「ミライロID」提示)は入場無料

「瀬戸芸美術館連携」プロジェクトチケットについて:
「瀬戸芸美術館連携」プロジェクト参加施設の展覧会を鑑賞できるお得な共通チケットです。

展覧会ホームページ

https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/event/exhibitions/exhibition_2025/exhibition_2025/ex_20250808.html

アーティストトーク
日時=8月9日(土)14:00－15:00(13:45開場)
登壇=石田尚志(本展出品作家)
会場=1階講堂
定員=100名(無料/申込不要 ※先着順)

記念パフォーマンス
「O JUN/ISHIDA Takashi:『交戦/ 光線』」
日時=8月24日(日)17:30-19:00
出演=石田尚志(本展出品作家)、O JUN(画家)
会場=1階エントランスホール(無料、申込不要)
詳細は当館ホームページをご覧ください。

エントランス・ミニコンサート
「石田尚志─創作を紡ぐ音─」
日時=8月16日(土)
Ⅰ部13:00-13:30 Ⅱ部13:45-14:30
演奏=香川大学ウィンド・アンサンブル
会場=1階エントランスホール(無料/申込不要)

ギャラリートーク
[学芸員]
日時=8月10日(日)、9月15日(月・祝)
各日14:00-
[ボランティアcivi]
日時=会期中の日曜日(ただし、8月10日、8月24日を除く)
各日14:00-
会場=いずれも2階展示室(申込不要/要観覧券)

美術館の日
8月23日(土)
当館の誕生日をお祝いし、どなたも観覧料無料となります。

ふらっとアート「色と形と時間を重ねよう」
会期中いつでも
会場=中2階「こども+(プラス)」(参加無料、申込み不要)
透明な袋にカラーセロファンを入れて重なりを楽しみます。


サテライト企画
瀬戸内国際芸術祭の開催に合わせて、本展のサテライト企画を実施します。

映像プロジェクション
日時=8月8日(金)→8月24日(日)の金～日曜日・祝日 19:00-21:00
美術館外壁に映像プロジェクションが登場します。石田尚志がドローイングを描いた懸垂幕や美術館の建築に、石田がこれまでに制作した映像作品などを重ねて投影します。

ブランチギャラリー
(高松丸亀町商店街「しごとプラザ」ショーウィンドー)
「特別展「石田尚志 絵と窓の間」プレ展示:REFLECTION」
会期=6月10日(火)→8月4日(月)
本展のプレ展示として、石田尚志《REFLECTION》(2009年、高松市美術館蔵)を上映します。

ブランチギャラリー
「特別展示 石田尚志制作ドキュメント」
会期=8月8日(金)→10月5日(日)
高さ約10メートルの懸垂幕に石田尚志がドローイングを描く様子を撮影したドキュメント映像を上映します。原画となる懸垂幕は、展覧会会期中に高松市美術館の外壁に展示されます。


その他
夏休みワークショップ
①「漆の研ぎ出しキーホルダーをつくろう」
日時=7月20日(日)
[午前]10:30-11:30[午後]13:30-14:30
講師=竹森滉(漆芸作家)

②「立体まんがをつくろう」
日時=8月3日(日)
[午前]10:00-12:00[午後]14:00-16:00
講師=矢野恵利子(美術家)
①②共通=小学生対象、要受講料、要申込み、詳細は当館ホームページをご覧ください。

高松市美術館 タカマツシビジュツカン

TAKAMATSU ART MUSEUM

会場住所

〒760-0027
高松市紺屋町10-4

ホームページ

https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/