ID:79283

戦争 ロバート・キャパ WAR ROBERT CAPA

会場

東京都写真美術館 地下1階展示室

TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM

会期

2025 3.11sat.-5.11sun.

事業は諸般の事情により変更することがございます。
最新情報は東京都写真美術館ホームページでご確認ください。

展覧会概要

戦争 ロバート・キャパ センソウ ロバート・キャパ

WAR ROBERT CAPA

戦後80年、今あらためてキャパの写真を見直すことの異議
その時、キャパの手は震えていた。

20世紀が生んだ偉大な写真家のひとり、ロバート・キャパ。「カメラの詩人」と言われ、またすぐれた「時代の証言者」でもあった。その写真の背景には苦闘するヒューマニストの眼があり、やさしさ、ユーモアがあった。キャパは人間を取り捲く状況を少しでもよいものにしようという強い信念と情熱をもって状況に身を投じたが、それだけでなく写真のもつ衝撃力を見分ける確かな眼を持ち合わせていた。
1930年代ヨーロッパの政治的混乱、スペイン内戦、日中戦争、第二次世界大戦で連合軍の対ドイツ反攻作戦の始まる北アフリカから、イタリア戦線、ノルマンディー上陸作戦などの戦闘現場に立会い、命がけの取材写真は眼に見える確かな記録として報道された。それらの多くは時空を越えて、後世の人びとにも訴えかける強いメッセージとなっている。
本展は東京富士美術館が所蔵する約1000点のキャパのコレクションから、“戦争”に焦点を当てた作品約140点を厳選して展示する。
昨今のロシアとウクライナ、パレスチナやレバノンとイスラエル等の地域における紛争、 シリアのアサド政権崩壊による影響など、世界の現状は、残念ながらキャパの願った思いとはほど遠いもの。それ故に戦後80年の今、あらためてキャパの写真証言を見直すことの意義がある。

主催者
クレヴィス
協賛・協力等
共催|東京都写真美術館 公益財団法人東京都歴史文化財団 協賛|アイワード 協力|東京富士美術館
休催日
毎週月曜日(ただし5月5日(月・祝)は開館。5月7日(水)は休館)
開催時間
10時 ~ 18時
(木・金曜日は20時まで) ※入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般 1,200円 学生・65歳以上 1,000円 高校生 800円
※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は無料。
展覧会ホームページ
http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4868.html

イベント情報

トークイベント
登壇者 宮嶋茂樹 報道写真家 
イラク、北朝鮮、アフガニスタン、ウクライナなど世界各地で精力的に取材を敢行し続けている。第4回日藝受賞、日本大学客員教授。
4.26 1sat.
14時~(約90分)
参加無料 定員190名
1階ホールにて
*ただし本展チケット(当日有効のもの)の提示必須。*当日10時より1階総合受付にて整理券を配布します。番号順入場。自由席。

会場情報

東京都写真美術館 トウキヨウトシャシンビジュツカン

TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM

会場住所
〒153-0062
目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
ホームページ
https://topmuseum.jp/
問い合わせ先
03-3280-0099
更新日:2025年4月10日
登録日:2025年4月8日