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うらわ美術館開館25周年記念
Urawa Art Museum 25th Anniversary
約束の場所で At the Promised Place
ブック・アートで広がるイマジネーション
Expanding Imagination Through Book Art
会場
うらわ美術館 ギャラリーABC
URAWA ART MUSEUM
会期
2025年11月15日(土曜日)~2026年1月18日(日曜日)
*状況により会期や内容が変更になる場合があります。
最新の情報は、随時うらわ美術館公式ホームページでお知らせします。
展覧会概要
うらわ美術館開館25周年記念 約束の場所で ヤクソクノバショデ ブック・アートで広がるイマジネーション
Urawa Art Museum 25th Anniversary At the Promised Place Expanding Imagination Through Book Art
2000年の開館以来、うらわ美術館は「本をめぐるアート」を収集方針の一つに掲げ、その探求と収集に取り組んできました。現在、関連する所蔵作品は1,500件を超え、独自性と国際性を兼ね備えたコレクションを形成しています。
これらの作品には、美術史において繰り返されてきた本と美術の邂逅から生まれたアートワークのほか、文学館や図書館に所蔵される書籍、現在も流通している出版物に近いものも含まれています。
うらわ美術館では、それらを単なる書物や資料としてではなく、造形的・概念的な価値に注目し、美術作品として位置づけています。こうした作品に展開される表現は、従来の美術のジャンルや形式にとらわれない、自由で多様な広がりを見せています。
多様な表現は、鑑賞者の視点や感性に応じて、さまざまな解釈を引き出します。本に託された思いや、そこから感じ取るものは人それぞれ異なり、「ブック・アート」という言葉が示す世界も、時代や文化、そして個々の経験や価値観を背景に、豊かに広がっていると言えるでしょう。
本展では、イギリス南部のサウサンプトン大学および南西部ブリストルの西イングランド大学の協力のもと、両大学が長年にわたり研究してきたイギリスのブック・アーティストたちの作品と、うらわ美術館所蔵の「本をめぐるアート」コレクションを組み合わせてご紹介します。
展覧会タイトル「約束の場所で」は、国や文化を越えて、うらわ美術館所蔵の作品とイギリスのブック・アーティストたちの作品が出会い、共鳴し合う「場」を意味しています。そしてその「場」は同時に、鑑賞者一人ひとりが作品と向き合い、自分にとっての「ブック・アート」とは何かを自由に思い描くための、想像の出発点でもあります。
本展を通じて、ぜひその広がる無限の可能性に触れてみてください。
出品作家
安部典子、藤井敬子、福田尚代、堀浩哉、 加納光於、柄澤齊、柏原えつとむ、河口龍夫、黒須信雄、李禹煥、中村宏、中尾寛、西村陽平、奥村綱雄、淤見一秀、小野耕石、太田泰友、塩見允枝子、藤堂、鯨津朝子、山田愛子、キャレン・ババヤン、ローラフ・バッカー、ガイ・ベグビー、ケイト・バーンスタイン、レズ・ビクネル、ガイ・ビグランド、サラ・ボッドマン、トレイシー・ブッシュ、アンジー・バトラー、ナンシー・キャンベル、アンガス・カーライル、クリスタル・チェルニチャン、ジャッキー・チェッター、エギディヤ・チリツァイテ、ヘレン・ダグラス、デイヴィッド・フェイスフル、ロバート・グッド、ノエル・グリフィス、ウォーレン・ハーパー、ガブリエラ・ハースト、ジェーン・ヒースロップ、スーザン・ヨハンクネヒト、ジュリー・ジョンストン、ディアドラ・ケリー、ソフィー・ロス、イミ・モーフ、ジョン・マクドウォール、アレスター・R・ノーブル、マイケル・オシェイ、スミ・ペレラ、リチャード・ロバーツ、スティーヴィー・ロニー、コリン・サケット、ルーシー・メイ・スコーフィールド、ティム・ショア、トーマス・サウデン、クレイグ・タッターソール、フィンレイ・テイラー、ネイサン・ウォーカー
- 主催者
- うらわ美術館
- 協賛・協力等
- 企画協力:アートインプレッション
特別協力:鈴木規子、サラ・ボッドマン、篠原誠司 - 休催日
- 月曜日(11月24日、1月12日は開館)、年末年始(12月27日~1月4日)、2025年11月25日[火]、2026年1月13日[火]
- 開催時間
- 午前10時 ~ 午後5時
- (金・土は午後8時)まで *ギャラリーへの入場は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般1,000(800)円、大高生700(560)円、中小生200(160)円
- *( )内は20名以上の団体料金
*障がい者手帳をお持ちの方及びその付き添いの方1名は半額
*リピーター割引:観覧済の有料観覧券の提示により、団体料金(観覧日から1年、1名、1回限り有効) - 展覧会ホームページ
- https://www.city.saitama.lg.jp/urawa-art-museum/exhibition/upcoming/p124179.html
イベント情報
開館25周年記念イベント
オンラインでご覧いただけるコンテンツもございます。
詳細は、うらわ美術館公式ホームページをご覧ください。
1.オープニング・イベント「ブック・アート・クロストーク」
作品制作や本との出会いの場づくりなど、さまざまな視点からブック・アートの魅力と可能性について語り合います。
◎日時:11月15日[土]14:00~
◎登壇:中島佑介氏(「POST」代表)、太田泰友氏(本展出品作家)、滝口明子(本展担当学芸員)
◎場所:当館視聴覚室 ◎定員:50名
*事前申込制・参加無料
*申込方法:イベント案内ページの申込フォームより
2.インクルーシブ鑑賞会「白鳥さんと感じるブック・アート」
全盲の美術鑑賞者、白鳥建二さんと一緒に、感じたことや見たことを自由に語り合いながらブック・アートを楽しむ鑑賞会です。障がいの有無に関わらず、どなたでもご参加いただけます。
◎日時:12月13日[土]14:00~
◎ナビゲーター:白鳥建二氏(全盲の美術鑑賞者、写真家)
◎場所:展示室内 ◎定員:5名(介助者は人数に含みません)
*事前申込制・当日の観覧券要
*申込方法:イベント案内ページの申込フォームより
3.担当学芸員によるギャラリー・トーク
[入門編]ブック・アートに関心を持ち始めた方におすすめです。ご家族でのご参加も大歓迎!
①11月28日[金]18:00~ ②12月6日[土]14:00~
[中級編]ブック・アートの魅力をさらに深く味わいたい方におすすめです。
①12月21日[日]14:00~ ②2026年1月10日[土]18:00~
*申込不要・当日の観覧券要
4.トークフリー・ナイト
声の大きさを気にせず、感じたことを話しながら楽しむ作品鑑賞のひとときです。お互いの思うブック・アートについて気兼ねなく語り合い、展覧会を楽しみながら鑑賞いただけます。
*なお、通常の開館日において会話を制限するものではありません。
◎日時:12月5日[金]、12月19日[金]、2026年1月9日[金]
各日18:00~20:00
会場情報
うらわ美術館 ウラワビジュツカン
URAWA ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒336-0062
さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3階 - ホームページ
- https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/
登録日:2025年4月1日