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非常の常 Prolonged Emergencies

シプリアン・ガイヤール
潘逸舟
クゥワイ・サムナン
キム・アヨン
リー・キット
高橋喜代史
米田知子
袁廣鳴

会場

国立国際美術館 B3F

THE NATIONAL MUSEUM OF ART, OSAKA

会期

6月28日[土]-10月5日[日]

展覧会概要

非常の常 ヒジョウノツネ シプリアン・ガイヤール
潘逸舟
クゥワイ・サムナン
キム・アヨン
リー・キット
高橋喜代史
米田知子
袁廣鳴

Prolonged Emergencies

私たちは今、常態化した非常事態を生きています。

理不尽な攻撃や突然のクーデター、地震、洪水、山火事などの自然災害によって、多くの人々が住む場所を失い、強制的な移住を余儀なくされています。未知のウイルスが突如私たちの生命を脅かした経験は記憶に新しく、それによる政治的混乱、人間関係の分断、日常の喪失は、今なお日々の暮らしに影を落としています。

生成AIなど人工知能を含むテクノロジーが飛躍的に発達し、私たちが目にするイメージや情報の真正性の判断は、時に極めて困難になりました。さらに、情報の流通が複雑なアルゴリズムに支配され、サイバー空間での攻撃がいよいよ本格化したこの超高度情報化社会では、誰もが生の根底に不安を抱き、焦燥感や拠りどころのなさを抱えています。

こうした「非常の常」の時代を、私たちはどのように生きることができるのでしょうか。本展では、8名の作家の表現を通じて、時代を見つめ、想像力を膨らませ、明日を生きる希望を探ります。

主催者
国立国際美術館
協賛・協力等
協賛/公益財団法人ダイキン工業現代美術振興財団
助成/一般財団法人安藤忠雄文化財団
企画担当/橋本 梓(国立国際美術館 主任研究員)
休催日
月曜日(ただし7月21日、8月11日、9月15日は開館)、7月22日、8月12日、9月16日
開催時間
10:00 ~ 17:00
金・土曜は20:00まで
(入場は閉館の30分前まで)
観覧料
一般1,500円(1,300円)
大学生900円(800円)
※( )内は20名以上の団体料金および夜間割引料金
(夜間割引対象時間:金曜・土曜の17:00-20:00)
※高校生以下・18歳未満無料(要証明)
※心身に障がいのある方とその付添者1名無料(要証明)
※本料金で、同時開催の「コレクション1」もご覧いただけます
展覧会ホームページ
https://www.nmao.go.jp/events/event/20250628_hijou-no-jou/

イベント情報

詳細は展覧会公式サイトでお知らせします

/高橋喜代史
《フリー・スイカ・バー》パフォーマンス
6月28日(土)、10月5日(日)いずれも14:00より

/トーク・イベント
「非常の時代のアテンション」
8月3日(日)14:00ー16:00(予定)
登壇者:岡田温司(京都大学名誉教授)、石谷治寛(広島市立大学芸術学部准教授)、大木美智子(ロンドン芸術大学専任上級講師)、橋本 梓(本展企画担当、当館主任研究員)

/ドキュ・アッタンシアター#大阪
8月24日(日)14:00ー16:00(予定)
ミャンマーのクリエイターたちによる映像作品の上映会 企画協力/ドキュ・アッタン

/展覧会みどころ解説
9月15日(月・祝)14:00ー15:00(予定)
講師:橋本 梓(本展企画担当、当館主任研究員)

同時開催 「コレクション1」
2025年6月28日(土)-10月5日(日)

会場情報

国立国際美術館 コクリツコクサイビジュツカン

THE NATIONAL MUSEUM OF ART, OSAKA

会場住所
〒530-0005
大阪市北区中之島4-2-55
ホームページ
http://www.nmao.go.jp/
更新日:2025年8月19日
登録日:2025年4月1日