ID:79076
ピクチャレスク陶芸 PICTURES QUE POTTERY
アートを楽しむやきもの「民藝」から現代まで
Ceramics Enjoying Art from Mingei to the Present
[同時開催]ジョルジュ・ルオーの手仕事
会場
パナソニック汐留美術館
Panasonic Shiodome Museum of Art
会期
2025.7/12(土) - 9/15(月・祝)
展覧会概要
ピクチャレスク陶芸 ピクチャレスクトウゲイ アートを楽しむやきもの「民藝」から現代まで
PICTURES QUE POTTERY Ceramics Enjoying Art from Mingei to the Present
パナソニック汐留美術館は、近現代の陶芸をテーマとした企画展を継続して開催しています。本展覧会では、陶芸と絵画的表現の交差に焦点を当て、アートとしての魅力を探ります。
多くの場合、陶芸作品は豊かな色調や質感で構成されています。釉薬や顔料を重ねることで表れる光沢や発色は、やきもの特有の物質的な美しさといえるでしょう。一方で、筆致や彩色、主題の選択に着目すると、油彩や素描など異分野の表現との響き合いを見いだすこともできます。ここでは、各々の作品の色やかたちやモチーフから、時にジャンルを横断して創作に挑む作者の思考や芸術観をつむぎ出すことを試みます。
タイトルにある「ピクチャレスク」とは、「絵画的な」「絵画のように美しい」といった意味を表す美術用語です。18世紀イギリスでは庭園や景観の美を示す言葉として用いられ、建築や造形の分野において、新時代の美意識を導いた概念ともされています。そうした言葉の拡がりに重ね合わせ、本展覧会では、絵付けされた陶器にとどまらず、平面と立体がダイナミックに融合した形態や、メディアを越境して表現を更新していくような造形のあり方にも注目します。
個人作家による創作陶芸の礎を築いたとされる富本憲吉やバーナード・リーチ、民藝運動を推進したことでも知られる河井寬次郎や濱田庄司に始まり、伝統的な技術を革新した陶芸家、前衛陶芸の旗手、茶陶の名手、イギリスやデンマークの作家、1960年代から80年代生まれのアーティストまで、約50名の作家が並びます。総計約120作品による新たな共演をお楽しみください。
- 主催者
- パナソニック汐留美術館
- 協賛・協力等
- [後援]港区教育委員会
- 休催日
- 水曜日(ただし9月10日は開館)、8月12日(火)~15日(金)
- 開催時間
- 午前10時 ~ 午後6時
- (ご入館は午後5時30分まで)
- 観覧料
- 一般1,200円、65歳以上1,100円、大学生・高校生700円、中学生以下無料
- ●障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます。
- 展覧会ホームページ
- https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/25/250712/
- 展覧会問合わせ先
- ハローダイヤル 050-5541-8600
イベント情報
「自分で作ろう!ピクチャレスクペットボトル創作体験」
「お好みの急須で楽しむ!お茶いれ体験」
主催・会場:お茶の文化創造博物館・お~いお茶ミュージアム(旧新橋停車場内)
期間中、本イベントにお申し込みの方は、本展に割引でご入館いただけます。詳細は、2025年5月頃、当館ウェブサイトにてお知らせします。
当館学芸員によるスライドトーク
日時:7月19日(土)、8月23日(土)、9月6日(土)いずれも午後3時~午後4時
先着50名、予約不要、聴講無料(ただし本展の観覧券(が必要です)
会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール
最新情報は、当館ウェブサイトをご確認ください。
会場情報
パナソニック汐留美術館 パナソニックシオドメビジュツカン
Panasonic Shiodome Museum of Art
- 会場住所
-
〒105-8301
港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階 - ホームページ
- https://panasonic.co.jp/ew/museum/
- 問い合わせ先
- ハローダイヤル050-5541-8600
登録日:2025年3月18日