ID:78748

移転開館5周年記念

In commemoration of the fifth anniversary of the museum's relocation

ルーシー・リー展 LUCIE RIE

東西をつなぐ優美のうつわ

Elegant Vessels Fusing East and West

会場

国立工芸館

National Crafts Museum

会期

2025年9月9日(火)~11月24日(月・休)

展覧会概要

移転開館5周年記念 ルーシー・リー展 ルーシー・リーテン 東西をつなぐ優美のうつわ

In commemoration of the fifth anniversary of the museum's relocation LUCIE RIE Elegant Vessels Fusing East and West

本展は、20世紀を代表するイギリスの陶芸家ルーシー・リー(1902-1995)の作品を国立工芸館に寄託された井内コレクションを中心にご紹介します。ウィーンで生まれたルーシー・リーは、ウィーン工業美術学校で轆轤に出合い魅了され、陶芸の道へと進みます。1938年に戦争で亡命を余儀なくされると、作陶の場をロンドンへ移します。ウィーン、ロンドン、当時の美術のエッセンスを吸収し昇華した彼女の作品の魅力は、しなやかながらも芯を感じる優美な形、色彩、といえるでしょう。本展では彼女が出会った人、もの、場所、そして時代背景を交えながら作品の魅力の源泉を紐解きます。また、これまでバーナード・リーチとの関わりの中で捉えられてきた日本を中心とした東洋のやきものとの関係性も見直します。東洋のやきものへの関心が高まっていた20世紀初頭、リーチを筆頭にイギリスの作家たちは日本や中国のやきものに影響を受け制作していました。そのイギリスで、彼女が、何をみて学び、受け入れたのか。洗練された佇まいの作品の内にある東西をつなぐ複層的な造形を知ることで、作品に表された彼女の信念と凛とした姿が浮かび上がることとなるでしょう。

主催者
国立工芸館、北陸中日新聞
協賛・協力等
特別協力:井内コレクション、京都国立近代美術館
協賛:DNP大日本印刷
休催日
月曜日(ただし9月15日、10月13日、11月3日、24日は開館)、9月16日、10月14日、11月4日
開催時間
午前9時30分 ~ 午後5時30分
(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般¥1,200(¥1,000)
大学生 ¥800(¥700)
高校生 ¥500(¥300)
●( )内は20名以上の団体料金および割引料金
●いずれも消費税込
●中学生以下、障害者手帳をご提示の方とその付添者(1名)は無料
●いしかわ文化の日(10/19)および文化の日(11/3)は割引料金
●3展覧会相互割引「北斎・広重大浮世絵展」(石川県立美術館)、「ミニチュアドールハウスの世界展」(金沢21世紀美術館)の半券をお持ちの方は割引料金
展覧会ホームページ
https://www.momat.go.jp/craft-museum/exhibitions/564
展覧会問合わせ先
050-5541-8600(ハローダイヤル)

イベント情報

関連トークイベント
「日本におけるルーシー・リーの受容」
登壇者:出川哲朗氏(大阪市立東洋陶磁美術館名誉館長)
開き手:岩井美恵子(国立工芸館工芸課長、本展監修者)
日時:9月20日(土)午後1時30分~3時
会場:国立工芸館多目的室
主催:兼六園周辺文化の森等活性化推進実行委員会
要予約(定員45名)
●申込方法はウェブサイトをご確認ください。
●内容や日時は都合により変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

会期中のイベントなど詳細は当館ウェブサイトをご覧ください。

会場情報

国立工芸館 コクリツコウゲイカン

National Crafts Museum

会場住所
〒920-0963
金沢市出羽町3-2
ホームページ
https://www.momat.go.jp/cg/
問い合わせ先
050-5541-8600(ハローダイヤル)
更新日:2025年8月21日
登録日:2025年2月4日