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抽象美と柳宗悦 ABSTRACT BEAUTY AND SOETSU YANAGI

会場

日本民藝館

Mingeikan/The Japan Folk Crafts Museum

会期

2026年1月6日(火)~3月10日(火)

展覧会概要

抽象美と柳宗悦 チュウショウビトヤナギムネヨシ

ABSTRACT BEAUTY AND SOETSU YANAGI

当館創設者の柳宗悦(1889~1961)の晩年にあたる1950年代は、国立近代美術館で「抽象と幻想」展が開催されるなど、日本の美術界で抽象美術が大きな注目を集めた時期に当たります。そのような中、柳は雑誌『心』に「抽象美について」(1957年)を寄稿しました。工芸における「抽象美」について述べたこの一文は、後に『民藝』第63号での抽象紋特集(1958年3月)に発展し、柳が言うところの「古くて新しい抽象美」が、多くの図版によって具体的に提示されることになりました。染織では久留米絣や沖縄の絣、こぎん衣裳やアイヌ民族の衣裳、陶磁では日本の流し釉やイギリスのスリップウェアなどで構成されています。民俗芸術(エスニックアート)や部族美術(トライバルアート)と言われるそれらの作品は、パブロ・ピカソなど欧米のモダン・アートの旗手たちが注目したことでも知られ、近代の美術と深い関わりがありますが、民藝運動を興した柳も同じく、そのような「原始的」な造形に注目していたことが分かります。本展は、特集に掲載された「抽象紋」の工芸を軸に、柳が見た「抽象美」とは何かを探る試みです。また、柳が関心を持った近代の絵画も併せて紹介し、近代美術に向けた柳の視線の一端を紹介します。

休催日
月曜休館(祝日の場合は開館し、翌日休館)
開催時間
10:00 ~ 17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般1500円、大高生800円
展覧会ホームページ
https://mingeikan.or.jp/exhibition/special/?lang=ja

イベント情報

記念講演会
「抽象」をめぐる交差 ―民藝館と近代美術館
花井久穂(東京国立近代美術館主任研究員)
2月7日(土) 18:00~19:30 料金・500円(入館料別、要電話予約)

学芸員による列品解説
1月25日(日) 14:00~〔約30分〕
申込不要、参加無料、入館料別

会場情報

日本民藝館 ニホンミンゲイカン

Mingeikan/The Japan Folk Crafts Museum

会場住所
〒153-0041
目黒区駒場4-3-33
ホームページ
https://www.mingeikan.or.jp/
更新日:2026年2月26日
登録日:2025年1月14日