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生誕135年

An Exhibition Celebrating the 135th Anniversary of His Birth

愛しのマン・レイ MAN RAY OF OUR AFFECTIONS

「私は誰だ」―マン・レイ

彼は過激なアナーキストか?
それとも、温和なヒューマニストか?

会場

東京富士美術館

TOKYO FUJI ART MUSEUM

会期

2025 1.11[土]>3.23[日]

展覧会概要

生誕135年 愛しのマン・レイ イトシノマン・レイ 「私は誰だ」―マン・レイ

An Exhibition Celebrating the 135th Anniversary of His Birth MAN RAY OF OUR AFFECTIONS

世界は善を行う人で溢れている。とりわけ、私たちに必要なのは、害をなさない人々の世界である。*2―マン・レイ

マン・レイ(1890-1976)は画家として、写真家として、オブジェ作家として、映画監督として、多彩な顔をもったマルチアーティストでした。また、マン・レイは多様な国々の、多様な考えをもつ友人たちに加えて、異なるジェンダーの人々とも分け隔(へだ)てなく親交を結んでしまう、お茶目で愛くるしい一面も持ち合わせていました。そして、彼が生み出したひとつひとつの作品には、どことなくウィットを感じさせる雰囲気がありました。
彼が姪に対して、「私は謎だ―答えがあるとすれば、私の油彩画やデッサンの中に見つかるだろう*1」と語ったことは有名です。彼は自身、また、家族の出処や素性を語ることを嫌いましたが、それゆえか、彼についての行動や足跡は、いまなお詳(つまび)らかでない部分も多々あります。
本展は、当館所蔵の作品と豊富なシュルレアリスム・コレクションを所蔵している岡崎市美術博物館の作品に、マン・レイの蒐集家(しゅうしゅうか)・研究家で知られる石原輝雄氏所蔵の作品、そして同氏が所蔵する膨大(ぼうだい)な数の周辺資料をよりすぐって展示し、マン・レイの足跡とその愛すべき人間性に迫ります。
*1 ニール・ボールドウィン「マン・レイ」鈴木主税訳、草思社、1993年、p.450より引用/*2 Jennifer Mundy, ed., Man Ray: Writing on Art, Los Angeles, 2016, p.444より引用(松田光雄訳)

主催者
東京富士美術館
協賛・協力等
後援:八王子市、八王子市教育委員会
学術監修:フランシス・M.ナウマン(ダダ・シュルレアリスム、博士)
休催日
月曜日 ※1/13(月祝)・2/24(月祝)は開館、1/14(火)・2/25(火)は休館
開催時間
10:00 ~ 17:00
(16:30受付終了)
観覧料
大人 1,500(1,200)円 大高生 900(800)円
中小生 500(400)円 未就学児無料
※新館常設展示室もご覧になれます
※( )内は各種割引料金[20名以上の団体、シルバー(65歳以上)、当館公式SNSフォロワー・登録者ほか] ※土曜日は中小生無料
※障がい児者、付添者1名は通常料金の半額[証明書をご提示ください]
展示替え情報
2/17(月)に展示替えを行います
展覧会ホームページ
https://www.fujibi.or.jp/exhibitions/3202501111/

イベント情報

会期中は毎週、イベント開催!

富士美茶会
[体験]はじめて点てる茶道教室
[日時]1月18日(土)、3月1日(土)
10:30/11:30/13:30/14:30~
(約30分間)
講師:阿部宗栄(裏千家茶道 教授)

[トークセッション]
「愛しのマン・レイ」を語る
[日時]3月2日(日)14:00~(約1時間)
[パネラー]石原輝雄(マン・レイ 蒐集家・研究家)
木水千里(フェリス女学院大学 准教授)
宮川謙一(東京富士美術館 学芸員)

[名曲コンサート]
松本紘佳(Vn)×佐藤勝重(Pf)コンサート
~マン・レイと交流した作曲家たち~
[日時]3月9日(日)14:00~(約1時間)
出演者:松本紘佳(ヴァイオリン)、佐藤勝重(ピアノ)

上記のイベント以外の週は「ギャラリートーク」を開催します!イベントの詳細はホームページwww.fujibi.or.jpにて。

会場情報

東京富士美術館 トウキョウフジビジュツカン

TOKYO FUJI ART MUSEUM

会場住所
〒192-0016
八王子市谷野町492-1
ホームページ
https://www.fujibi.or.jp/
更新日:2024年12月26日
登録日:2024年12月24日