ID:78486

元寇750年特別企画展

蒙古襲来絵詞のリアル

―海底に残された元寇―

会場

不知火美術館・図書館

SHIRANUHI ART MUSEUM & LIBRARY

会期

2024/12/15(日)→2025/1/26(日)

展覧会概要

元寇750年特別企画展 蒙古襲来絵詞のリアル モウコシュウライエシノリアル ―海底に残された元寇―

鎌倉時代に起こった元寇。大国・元からの侵攻は、日本を震撼させました。2度にわたる攻撃に対し、鎌倉幕府は九州の武士に呼びかけ防御を固め、これを撃退しました。今年は1度目の侵攻である「文永の役」が起こった1274年から数えて750年にあたります。
2度目の侵攻の際、幕府の呼びかけに応じ参戦した肥後の武士竹崎季長は、その様子を「蒙古襲来絵詞」に記しました。750年を超えて、当時の状況を鮮明にうかがうことができる絵詞は、元寇の一級史料として国宝に指定されています。その中に描かれた未知の武器「てつはう」や元軍の様子、彼らが乗ってきた船などの描写に対しては、真実性に疑問を持つ意見もありました。しかし、弘安の役で元軍船が沈没したとされる長崎県松浦市鷹島沖の海底から発見された船と、絵詞に描かれた船に共通点が見られたことから、これらの描写が季長が実際に見た風景であることが明らかとなりました。
本企画展では、季長が残した蒙古襲来絵詞の複製品と実際に鷹島沖の海底から出土した元軍の所持品を一同に展示し、季長が見たリアルな風景を紹介します。

主催者
宇城市教育委員会
協賛・協力等
協力 宇城市不知火美術館(指定管理者:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)、九州国立博物館、熊本県教育委員会、熊本県立美術館、くまもと文学・歴史館、皇居三の丸尚蔵館、塔福寺、松浦市教育委員会(以上五十音順)、資料所有個人
休催日
会期中無休
開催時間
9:00 ~ 18:00
(土曜日は21:00まで 入場は閉館の30分前まで)
観覧料
観覧料無料
展覧会ホームページ
https://www.museum-library-uki.jp/museum/project/2024/11/806/

イベント情報

会期中毎日先着50名様にオリジナルノベルティをプレゼント!

※各種イベントのお申込みは12月1日から不知火美術館・図書館カウンターまたはお電話にて承ります。
TEL 0964-32-6222

12.15[日]9:00-10:30 定員20名 参加無料
オープニングセレモニー&トーク
会場:ブック&カフェエリア
海に潜り、鷹島海底遺跡から元軍船関連資料を発掘する「潜る公務員」内野さんが、全国的にも珍しい水中発掘調査についてお話しします。
内野 義 うちの ただし
松浦市教育委員会文化財課長(学芸員)
※当日参加可能。ただし立見となります。

不知火美術館によるコラボ企画「海からやって来るものたち」
関連展示 観覧無料
会場:図書館エリア
元寇が海から対馬へ襲来したことに着目し、近世ヨーロッパで見られた珍品を集めた「驚異の部屋」の現代対馬版として、小宮氏が対馬の海で収集したものを展示。
ゲストアーティスト 小宮 翔 こみや しょう
対馬市出身。
海岸に増える海洋漂着物や生態系の変化に危機感を覚え、漂着物作品を制作する。
※ワークショップにご参加の方はアーティスト・トークにもご参加が必要です。
※アーティスト・トークのみの参加は可能です。

1.18[土]14:00-15:00 定員20名 参加無料
アーティスト・トーク
会場:ブック&カフェエリア
小宮さんの作品を実際に見ながら、対馬での生活をお話しいただきます。

1.19[日] 時間はWEBでご確認ください 定員10名 参加費:1,500円
ワークショップ
ガンガゼランプ作り
会場:アトリエ(大)・海岸
対馬のガンガゼ(ウニ)の殻と宇城の海岸の流木などで照明を作ります。

不知火美術館は指定管理者であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が管理運営を行っています。

会場情報

不知火美術館・図書館 シラヌイビジュツカン・トショカン

SHIRANUHI ART MUSEUM & LIBRARY

会場住所
〒869-0552
宇城市不知火町高良2352
ホームページ
https://www.museum-library-uki.jp/
更新日:2024年12月19日
登録日:2024年12月17日