ID:78477
古井彩夏展 Furui Ayaka
熱を与えた鉄とステンレス
会場
平塚市美術館 テーマホール
SHONAN THE HIRATSUKA MUSEUM OF ART
会期
2024.12.7(土)→2025.4.6(日)
展覧会概要
古井彩夏展 フルイアヤカテン 熱を与えた鉄とステンレス
Furui Ayaka
当館では、活躍中の若手金属彫刻家・古井彩夏の個展「古井彩夏展 熱を与えた鉄とステンレス」を開催いたします。1988年に東京都に生まれた古井は、2009年、女子美術大学在学中から鉄を素材とした作品を手がけ、近作ではステンレスを素材とし、細いステンレス板の切断面を高熱で焼き、生じたゆがみを利用した軽やかな曲線によるシリーズを制作しています。この間2011年の女子美術大学立体アート学科の卒業制作が女子美術大学美術館賞を受賞。同年神奈川県展において大賞を受賞。2013年同大学院を修了ののち、各地での個展のほか内外のグループ展に参加。このほか東京都内各所に野外彫刻を制作、設置するなど活躍し、現在女子美術大学、日本大学芸術学部の非常勤講師として後進の指導にも取り組んでいます。本展は公立美術館初の古井彩夏の個展として新作を含め約28点によって、その伸びやかな造形を紹介します。人間社会に密接にかかわる鉄とステンレスというそれぞれの素材の特質と変わりゆく陽光のもとで変化する作品の表情をお楽しみください。
作家の言葉
初期から続く鉄作品は、たくさんのパーツを熱で曲げ、組み合わせて接合し、磨き落として、と多く手技をかける仕事を重ねています。自然物や乗り物、建物などを題材に、取り込んだ空間を含めて豊かさとして表現できないかと作り続けてきました。ステンレス作品の場を囲むようにしたかたちは熱をかけてできる曲線に由来します。曲線は繋げれば円環になり立体になってたっぷり空間を含んで立ち上がり、2つ目の材料となりました。2つの素材の作品たちから、展示室が豊かな気持ちを共有できる場となれば光栄に思います。
- 主催者
- 平塚市美術館
- 協賛・協力等
- [助成]公益財団法人河野文化財団、公益財団法人朝日新聞文化財団
- 休催日
- 月曜日(ただし1月13日(月、祝)、2月24日(月、祝)は開館)
1月14日(火)、2月25日(火)、年末年始(12月29日(日)~1月3日(金)) - 開催時間
- 9:30 ~ 17:00
- 観覧料
- 無料
- 展覧会ホームページ
- https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/20162006_00044.html
イベント情報
アーティストトーク (申込不要)
講師 古井彩夏(彫刻家)
日程 2024年12月7日(土)、2025年2月23日(土) 各14時~14時30分
場所 テーマホール
ワークショップ (事前申込制、詳細はウェブをご覧ください)
講師 古井彩夏(彫刻家)
「ながーい紙テープを作って工作しよう!」
日程 2024年12月15日(日)
対象 5歳~一般
「ステンレスを曲げて磨いてバングルを作ろう!」
日程 2025年3月22日(土)
対象 中学生~一般
会場情報
平塚市美術館 ヒラツカシビジュツカン
SHONAN THE HIRATSUKA MUSEUM OF ART
- 会場住所
-
〒254-0073
平塚市西八幡1-3-3 - ホームページ
- https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
登録日:2024年12月17日