白髪一雄の足跡(そくせき/あしあと)

白髪一雄記念室 第24回展示 白髪一雄の足跡(そくせき/あしあと) シラガカズオノソクセキ/アシアト

白髪一雄(しらが かずお・1924-2008)は、尼崎市ゆかりの画家です。1954年頃、床に広げたキャンバスに絵具の塊を置き、天井から吊るしたロープにつかまり素足で滑走する、独自の技法で描き始めます。以後、白髪は躍動感に溢れる身体の動きによるフット・ペインティングの大作を生み出し続けました。
作品を観察すると、5本の指がキャンバス上を勢いよく滑ったことによる長いストロークや、豪快に散る飛沫、足で押し広げられるように盛り上がっている絵具の塊などを見ることができます。本展では、白髪の足跡(あしあと)そのものが明瞭に残る作品《蛭子(ひるこ)》を展示し、足による多様な痕跡について考察します。50年以上にわたる画業において白髪がたどった足跡(そくせき)をご覧ください。

休催日

火曜日、年末年始(12/29～1/3)

開催時間

10:00 ～ 17:00

(入館は16:30まで)

観覧料

一般200円 シニア(65歳以上)・大高生100円 中学生以下無料

※障がい者手帳等をお持ちの方は半額、その介助者の方1名は無料。

展覧会ホームページ

https://www.archaic.or.jp/shiraga/index.php

作品解説 11月30日(土)・2025年3月1日(土)
各回14:00～約30分/予約不要、先着10名
参加無料(ただし、白髪一雄記念室の当日券が必要です。)

◇小冊子「白髪一雄記念室のあゆみ 2013-2024」を発行します。
2013年11月の開室からこれまでの展示を振り返る、手のひらサイズの一冊です。(1冊300円)

◇図録「白髪一雄 行為にこそ総(すべ)てをかけて」を継続販売します。
2024年7月27日～9月23日に生誕100年を記念して開催された展覧会の公式図録です。白髪一雄の画業をたどる作品と資料が凝縮された一冊です。(1冊4,400円)

尼崎市総合文化センター 4階 アマガサキシソウゴウブンカセンター ビジュツホール

AMAGASAKI CULTURAL CENTER

会場住所

〒660-0881
尼崎市昭和通2-7-16

ホームページ

https://www.archaic.or.jp/

問い合わせ先

尼崎市総合文化センター 総合受付 TEL 06 (6487) 0800
午前9時から午後7時まで(毎週火曜日、年末年始、その他の休館日を除く)