ID:77883
没後20年 金谷朱尾子(かなたににおこ)
―心をうつす―
会場
笠岡市立竹喬美術館
Chikkyo Art Museum, Kasaoka
会期
2024 9.21|SAT|》11.4|MON|
展覧会概要
没後20年 金谷朱尾子(かなたににおこ) ボツゴ20ネン カナタニニオコ ―心をうつす―
このたび笠岡市立竹喬美術館では、今年で没後20年を迎える日本画家・金谷朱尾子の展覧会を開催します。
金谷朱尾子は、彫刻家の金谷哲郎の長女として昭和28(1953)年に岡山市に生まれ、昭和47(1972)年に京都市立芸術大学に入学し、日本画を学びました。昭和51(1976)年に大学を卒業した朱尾子は岡山に戻りましたが、同年の第8回日展での初入選をかわきりに、日展で入選を重ねていきます。また、昭和54(1979)年に同郷の池田遙邨が主宰する青塔社に入会し、青塔社展にも出品しましたが、昭和58(1983)年に退会しています。その間、昭和56(1981)年の第13回日展において、28歳という若さで《塔と人とうつろいと》が特選を受賞し、同年日展会友となっています。また、昭和57(1982)年から平成元(1989)年まで、岡山大学教育学部で日本画の演習や実習の非常勤講師として、後進の指導にも務めました。
朱尾子は、特選受賞後も日展に入選を重ねるとともに、女流画家展への出品を続けて、岡山を活動の拠点に置きながらも、中央画壇の展覧会で活躍していましたが、平成16(2004)年に51歳という若さでこの世を去っています。
幻想的と言える朱尾子の日本画は、朱尾子芸術の独自性を物語っています。その独自性は、朱尾子の揺るぎない審美眼を通した、卓越したデッサン力を基底としています。そこで、本展覧会では、日展への出品作を中心に、制作の礎となったスケッチ類を通して、朱尾子芸術の足跡をたどるとともに、その魅力にせまります。
- 主催者
- 笠岡市立竹喬美術館
- 休催日
- 毎週月曜日(ただし、9月23日、10月14日、11月4日は開館し、9月24日、10月15日は休館します)
- 開催時間
- 9:30 ~ 17:00
- (入館は16:30まで)
- 観覧料
- 一般500(400)円
- ※( )内は団体20名以上
高校生以下無料(学生証をご提示ください)
65歳以上無料(年齢のわかるものをご提示ください) - 展覧会ホームページ
- https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/61083.html
イベント情報
■学芸員によるギャラリートーク
9月28日(土)、10月27日(日) いずれも13:30~14:30
詳細は美術館にお尋ねください(0865-63-3967)
会場情報
笠岡市立竹喬美術館 カサオカシリツチッキョウビジュツカン
Chikkyo Art Museum, Kasaoka
- 会場住所
-
〒714-0087
笠岡市六番町1-17 - ホームページ
- https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
登録日:2024年10月31日