ID:76703
レオ・レオーニと仲間たち LEO LIONNI AND HIS CIRCLE OF FRIENDS
会場
板橋区立美術館
ITABASHI ART MUSEUM
会期
11/9(土)-2025年1/13(月・祝)
展覧会概要
レオ・レオーニと仲間たち レオ・レオーニトナカマタチ
LEO LIONNI AND HIS CIRCLE OF FRIENDS
小さなさかなのお話『スイミー』、青と黄の抽象的な形が織りなす物語『あおくんときいろちゃん』。 これらは、刊行から60年以上たってなお愛され続けるレオ・レオーニ (Leo Lionni 1910-1999) の絵本です。レオーニは、20世紀のイタリアやアメリカにおいて、絵画、デザイン、絵本など多彩な分野で活躍しました。本展は、レオーニの生涯にわたる制作活動と、影響関係にあったアーティストたちを併せて紹介するものです。1910年にオランダで生まれ、幼少期から豊かなヨーロッパ文化を享受して成長したレオーニは、青年期にはイタリアでブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari 1907-1998)をはじめとする多くのアーティストや文化人と交流し、影響を与え合いました。1939年にアメリカへと渡り、アートディレクターとして活躍する一方、絵画の制作にも打ち込みます。後半生はイタリアとアメリカを往来しながら画家、彫刻家、そして絵本作家として多数の作品を生み出しました。板橋区立美術館はレオーニ氏本人の協力により 1996年に日本初のレオ・レオーニ展を開催しました。氏の逝去後もご遺族との交流は続き、それが2020年に開催した「だれも知らないレオ・レオーニ展」での多数の初公開作品の紹介に繋がりました。また、後に約70点もの作品をご寄贈いただいています。当館にとって3度目のレオ・レオーニ展となる本展では、これまでの交流の積み重ねや長年にわたる調査研究を通して明らかになったレオーニの活動の全貌を、20世紀の文化史の大きな流れの中から検証します。
- 主催者
- 板橋区立美術館、朝日新聞社
- 協賛・協力等
- 企画協力|Blueandyellow, LLC、コスモマーチャンダイズィング
協力|好学社、あすなろ書房、至光社 - 休催日
- 月曜日(但し、1月13日(月・祝)は開館)、12月29日~1月3日
- 開催時間
- 午前9時30分 ~ 午後5時
- (入館は午後4時30分まで)
- 観覧料
- 一般650円/高校・大学生450円/小・中学生200円
- *土曜日は小中高校生は無料で観覧できます *65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)
- 展覧会ホームページ
- https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001836/4001852.html
イベント情報
開催時間、参加方法等の詳細は、板橋区立美術館のホームページをご覧ください。
11月9日(土)特別講演会
「レオ・レオーニの孫と生まれて」
アニー・レオーニ(レオ・レオーニ令孫)
11月10日(日)講演会
「レオ・レオーニ:根っこと枝 -レオーニ絵本を中心に」
レナード・マーカス(児童書歴史研究家・キュレーター)
11月16日(土)講演会
「レオ・レオーニと仲間たち」
森泉文美(本展企画者)
11月17日(日)シンポジウム
「未来派とレオーニ」
発表1「レオ・レオーニの自己形成とイタリア未来派」
太田岳人(千葉大学非常勤講師)
発表2「似ている?違う?同じ時代を生きたレオーニとムナーリ」
藤田寿伸(東京成徳大学子ども学部准教授)
発表3「グラフィックデザイナーとしてのレオーニ」
室賀清徳(編集者、デザイン評論)
モデレーター:森泉文美(本展企画者) 松岡希代子(板橋区立美術館長)
11月23日(土)対談
「極私的レオーニ絵本論」
広松由希子(絵本評論家)
松岡希代子(板橋区立美術館長)
11月30日(土)講演会
「3回のレオーニ展から分かったこと」
松岡希代子(板橋区立美術館長)
会場情報
板橋区立美術館 イタバシクリツビジュツカン
ITABASHI ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒175-0092
板橋区赤塚5-34-27 - ホームページ
- https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/
- 問い合わせ先
- テレフォンサービス 03-3977-1000
登録日:2024年5月22日