ID:76666
野良になる Becoming Feral
丹羽海子
䑓原蓉子
アナイス・カレニン
永田康祐
Umico Niwa
Yoko Daihara
Anais-karenin
Nagata Kosuke
会場
十和田市現代美術館
Towada Art Center
会期
2024年4月13日(土) - 11月17日(日)
展覧会概要
野良になる ノラニナル 丹羽海子
䑓原蓉子
アナイス・カレニン
永田康祐
Becoming Feral Umico Niwa
Yoko Daihara
Anais-karenin
Nagata Kosuke
年々上昇する気温と、それに伴い激しさを増す自然災害。私たちの生活を支えていると思っていた自然環境は不安定性を増し、人間の自然に対する関係を再考することが求められています。しかし現在私たちが知る「人間」のあり方そのものが、自然を管理すべきものとして収奪してきたのだとすれば、そのおなじ「人間」が自然を「救う」ことができるのでしょうか。本展では近代が生み出した自律した主体としての「人間」を見直し、そこから排除された存在や思考に目を向けます。私たちの思考を規定するさまざまな二項対立的な枠組みの境界を撹乱しつつ強かに――野生でも飼われるのでもなく野良のように――息づくあり方や物語に出会うことになるでしょう。
日本とアメリカにルーツを持ち、トランスジェンダー女性として生きるあり方を彫刻で表現する丹羽海子、学校教育を離れ、独学でドローイングを柔らかいウールへと変換し風景を描く䑓原蓉子、品種改良や養殖といった人間のコントロールと動植物の生の関係を取り上げ、映像や料理の作品を作る永田康祐、ブラジルに植民地時代以前から伝わる知識をもとに、植物と人間の関係を問い直す作品を制作するアナイス・カレニンなど、多様な視点から自然を捉える若手アーティストの表現を紹介します。
- 主催者
- 十和田市現代美術館
- 協賛・協力等
- 後援 駐日ブラジル大使館、青森朝日放送、青森テレビ、青森放送、エフエム青森、デーリー東北新聞社、東奥日報社、十和田市教育委員会
企画 外山有茉 - 休催日
- 月曜日(祝日の場合はその翌日)
ただし4月22・29日、5月6日、7月15・29日、8月5・12日、9月16・23日、10月14日、11月4日は開館。 - 開催時間
- 9:00 ~ 17:00
- (最終入場16:30)
- 観覧料
- 1800円(常設展込み) 高校生以下無料
- AOMORI GOKAN アートフェス周遊チケットをお持ちの方は無料で観覧いただけます。
- 展覧会ホームページ
- https://towadaartcenter.com/exhibitions/noraninaru/
イベント情報
永田康祐《Feasting Wild》
青森でのリサーチや考察を、コース料理としてまとめた作品を発表します。
季節に合わせた8皿程度の料理とドリンクを味わうことができます。
会場 14-54(十和田市稲生町14-54)
夏 日時 7月14日(日)・20日(土)・21日(日)18-21時
料金 8,000円 *定員8名、要予約
秋 日時 11月10日(日)・16日(土)・17日(日)18-21時
料金 未定 *定員8名、要予約
プログラムの詳細と最新情報については当館ウェブサイトをご確認ください。
担当学芸員によるギャラリートーク
日時 4月27日(土) 14:00-14:40
料金 無料 *予約不要・要企画展チケット
会場情報
十和田市現代美術館 トワダシゲンダイビジュツカン
Towada Art Center
- 会場住所
-
〒034-0082
十和田市西二番町10-9 - ホームページ
- https://towadaartcenter.com
登録日:2024年5月22日