オタケ・インパクト The OTAKE Impact

オタケ・インパクト オタケ・インパクト 越堂・竹坡・国観、尾竹三兄弟の日本画アナキズム

The OTAKE Impact Japanese-Style Anarchism of the Three OTAKE Brothers-Etsudo,Chikuha,and Kokkan

はじめまして、尾竹三兄弟
東京初、大回顧展。美術史から零れ落ちた、規格外の日本画

新潟県に生まれた尾竹越堂(1868～1931)、竹坡(1878～1936)、国観(1880～1945)の三兄弟は、明治から昭和にかけて文部省美術展覧会をはじめとした様々な展覧会で成功を収め、まさに「展覧会芸術の申し子」として活躍しました。しかしながら、竹坡を筆頭に実験的ともいえるラディカルな表現を試み、また時にエキセントリックな生き方を貫いた尾竹三兄弟は毀誉褒貶にさらされ、美術史の語りから零れ落ちていきました。展覧会制度の光と影のなかで、新しい日本画の可能性を示した彼らの革新的かつ魅力に溢れる作品は、きっと今の私たちの眼にも新鮮に映るはずです。本展は、東京で尾竹三兄弟を紹介する初めての展覧会です。彼らの重要作をはじめ、多数の新出作品や未公開資料から、知られざる尾竹三兄弟の人と作品を紹介します。そして展覧会制度のなかで躍動した三兄弟の作品を一堂に会すことで、日本画史の画題となった「展覧会芸術」の到達点の一つをご覧いただきます。

主催者

公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社

協賛・協力等

|後援|港区教育委員会
|助成|芸術文化振興基金

休催日

月曜日*11月4日は開館(翌5日休館)

開催時間

11時 ～ 18時

*金曜日は19時まで開館 *入館は閉館の30分前まで

観覧料

一般1,200円(1,000円)、高大生800円(700円)、中学生以下無料

*20名様以上の団体は( )内の割引料金 *障がい者手帳等ご呈示のかたはご本人および同伴者1名まで無料。
*2回目ご来館時に本展半券ご提示で1名様1回限り半額。

展覧会ホームページ

https://sen-oku.or.jp/program/20241019_otakeimpact/

ラーニング・プログラム
①こども鑑賞会(要予約・参加費無料) *同伴者は要観覧券。
[日時]11月3日(日・祝)10:15～11:00
[講師]椎野晃史(当館学芸員)
[対象]4歳～小学6年生(保護者同伴のこと) [定員]15組

②シンポジウム「尾竹三兄弟を解き放つ」(要予約・要観覧券)
[日時]11月16日(土)14:00～16:30
[基調講演]菊屋吉生氏(山口大学名誉教授)
[登壇者]坂森幹浩氏(富山市郷土博物館長)
加藤敦子(敦賀市立博物館学芸員)
野地耕一郎(当館館長)
[モデレーター]椎野晃史(当館学芸員)

③ワークショップ「触れる、日本画」(要予約・要観覧券・要参加費)
[日時]11月30日(土)13:30～15:30
[講師]長澤耕平氏(日本画家・東京藝術大学インストラクター)
[参加費]8,000円 [定員]15名
[内容]日本画の画材を実際に体験するワークショップ。

④〈アートwith〉レクチャー「美術司書の仕事」(要予約・要観覧券・要参加費)
[日時]12月6日(金)17:30～18:30
[講師]橘川英規(東京文化財研究所 近・現代視覚芸術研究室長)
[参加費]500円

⑤記念講演会「オタケの表現、技法材料から」(要予約・要観覧券)
[日時]12月7日(土)14:00～15:30
[講師]荒井経氏(日本画家・東京藝術大学教授)

⑥スライドトーク(予約不要・要観覧券)
[日時]10月26日(土)、11月9日(土) 各14:00～15:00
[講師]椎野晃史(当館学芸員)

※当日11時より整理券配布(定員になり次第、締め切らせていただきます)。

※各プログラムの詳細、お申込みについては当館ウェブサイトをご覧ください。※予約制のイベントは、9月27日(金)正午よりホームページにて受付開始予定(先着順)。

泉屋博古館東京 センオクハクコカントウキョウ

SEN-OKU HAKUKO KAN TOKYO

会場住所

〒106-0032
港区六本木1-5-1

ホームページ

https://www.sen-oku.or.jp/tokyo/