ID:74184

野又穫 Nomata Minoru | Continuum

Continuum 想像の語彙

会場

東京オペラシティ アートギャラリー

TOKYO OPERA CITY ART GALLERY

会期

2023年7月6日[木] ― 9月24日[日]

展覧会概要

野又穫 ノマタミノル Continuum 想像の語彙

Nomata Minoru | Continuum

目の前に広がる見知らぬ風景に、不思議な構築物がそびえ立つ。
なぜか懐かしさを感じさせる野又穫(1955-)の絵画は、架空の光景と一言で片付けることのできない、現実と地続きにある非現実とでもいうべき独特の世界が特徴です。
当館コレクションの寄贈者・寺田小太郎氏は野又の作品をこよなく愛し、1980年代から毎年収集を続け、代表作40点あまりが収蔵される最大の所蔵館となりました。
野又は東京藝術大学でデザインを学んだ後、広告代理店のアートディレクターとして勤務するかたわら絵画制作に取り組みました。
1986年佐賀町エキジビット・スペースでの個展を皮切りに、いくつかの個展を開催して作家活動に専念することとなり、以降「知る人ぞ知る」作家として熱心なファンの注目を集めてきました。
そんな野又は2020年、イギリスの有力ギャラリー、ホワイト・キューブにてオンライン個展が開催された後、同ギャラリー所属が決まり、一躍世界を舞台とする作家となったのです。
そのきっかけは、2004年東京オペラシティアートギャラリーでヴォルフガング・ティルマンスと同時開催で行われた野又の個展でした。
来日中の現ディレクターがこの個展を観た記憶が年月を経て結実し、今日の国際的な注目へとつながりました。
企画展示室では初めての個展となる本展では、当館コレクションはもとより、初期から最新作まで、野又穫の全貌を広々とした空間で展示する機会とします。
一人のコレクターの眼から始まった作家と美術館の長年の関係、そして世界へ。
点が線で結ばれて星座がつくられるように、いくつもの幸せな出来事によって編まれた物語とも言うべき本展に、ご期待ください。

主催者
(公財)東京オペラシティ文化財団
協賛・協力等
協賛 ジャパンリアルエステイト投資法人
協力 ホワイト・キューブ
休催日
月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、8月6日[日・全館休館日]
開催時間
11:00 ~ 19:00
(入場は18:30まで)
観覧料
一般1400[1200]円/大・高生800[600]円/中学生以下無料
*同時開催「収蔵品展076 寺田コレクション ハイライト(後期)」、「project N 91 小林紗織」の入場料を含みます。
*[ ]内は各種割引料金。
*障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料。
*割引の併用および入場料の払い戻しはできません。
展覧会ホームページ
https://www.operacity.jp/ag/exh264/
展覧会問合わせ先
Tel. 050-5541-8600(ハローダイヤル)

会場情報

東京オペラシティ アートギャラリー トウキョウオペラシティ アートギャラリー

TOKYO OPERA CITY ART GALLERY

会場住所
〒163-1403
新宿区西新宿3-20-2
ホームページ
https://www.operacity.jp/ag/
更新日:2023年7月26日
登録日:2023年7月26日