ID:74144
ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室 Josef Albers Pedagogical Experiments
会場
DIC川村記念美術館
Kawamura Memorial DIC Museum of Art
会期
2023年7月29日[土] ― 11月5日[日]
ご来館前に当館ウェブサイトにて最新情報をご確認ください。
やむを得ず記載内容が変更になる場合があります。
展覧会概要
ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室 ジョセフ・アルバースノジュギョウ イロトソザイノジッケンシツ
Josef Albers Pedagogical Experiments
ジョセフ・アルバース(1888-1976)は画家、デザイナー、そして美術教師として知られています。ドイツで生まれた彼は、造形学校バウハウスで学び、のちに教師となって基礎教育を担当しました。同校の閉鎖に伴い渡米し、ブラックマウンテン・カレッジや、イェール大学に勤務。戦後アメリカの重要な芸術家たちを育てました。
アルバースは授業の目的を、「目を開くこと」だと述べています。彼はただ知識を教えるのではなく、学生に課題を与え、手を動かして考えることを促しました。そうして答えを探究することで、色彩や素材のもつ新しい可能性を自ら発見させようとしたのです。そしてアルバース自身もまた、生涯にわたり探究を続けました。そこから生み出されたのが、バウハウス時代のガラス作品から、家具や食器などのデザイン、絵画シリーズ〈正方形讃歌〉に至る、驚くほど多様な作品群です。
本展ではアルバースの作品を、彼の授業をとらえた写真・映像や、学生による作品とともにご紹介します。制作者/教師という両側面からアルバースに迫る、日本初の回顧展です。
- 主催者
- DIC株式会社
- 協賛・協力等
- 特別協力:ジョセフ&アニ・アルバース財団、東京国立近代美術館
協力:エヒメ紙工株式会社、グリム・エヒメ株式会社、株式会社竹尾、DICデコール株式会社
後援:千葉県、千葉県教育委員会、佐倉市、佐倉市教育委員会 - 休催日
- 月曜(ただし9月18日、10月9日は開館)、9月19日[火]、10月10日[火]
- 開催時間
- 9:30 ~ 17:00
- (入館は16:30まで)
- 観覧料
- 一般1,800円、学生・65歳以上1,600円、高校生以下無料
- 障害者手帳をお持ちの方と付き添い1名まで無料
- 展覧会ホームページ
- https://kawamura-museum.dic.co.jp/art/exhibition-next/
- 展覧会問合わせ先
- 050-5541-8600(ハローダイヤル)
イベント情報
会場内に、アルバースの出した課題に挑戦できるワークショップ・スペースを設けます。学生を夢中にさせた彼の授業を、ぜひ体験してみてください。
会期中のイベント ・詳細は決定次第ウェブサイトでお知らせします
講演会|要予約(定員35名)
①7月29日[土] 13:30-15:30
ブレンダ・ダニロウィッツ(ジョセフ&アニ・アルバース財団チーフ・キュレーター)
②9月23日[土] 13:30-15:00
沢山遼(美術批評家)
学芸員によるギャラリートーク|当日受付
8月12日[土]、9月17日[日]、10月20日[金] 各日11:30-12:30
ワークショップ:インタラクション・オブ・カラー ―色の相互作用を体験する
要予約(定員30名)
永原康史(グラフィックデザイナー、ジョセフ・アルバース『配色の設計』監訳者)
8月19日[土] 13:30-15:30
ラーニング:アルバースの授業に挑戦!|当日受付(定員15名)
亀山裕亮(本展担当学芸員)
8月10日[木]、26日[土]、9月9日[土]、16日[土]、29日[金]、10月9日[月祝]、21日[土]、28日[土] 各日11:30-12:15
コンサート:サウンドミュージアム・オブ・テルミン|要予約
ザ・ぷー=街角マチコ(テルミン)、街角マチオ(ギター&ボーカル)
10月14日[土] 閉館後予定
会場情報
DIC川村記念美術館 DICカワムラキネンビジュツカン
Kawamura Memorial DIC Museum of Art
- 会場住所
-
〒285-8505
佐倉市坂戸631 - ホームページ
- https://kawamura-museum.dic.co.jp/
登録日:2023年7月19日