ID:73722
春の江戸絵画まつり
ほとけの国の美術 Art in the Land of Buddha
怖い絵、変な絵、かわいい絵――
ぜんぶ、ほとけの国だから生まれた美
会場
府中市美術館
FUCHU ART MUSEUM
会期
2024 3.9[土] ― 5.6[月休]
前期:3月9日[土]―4月7日[日] 後期:4月9日[火]―5月6日[月休]
前期:3月9日[土]―4月7日[日] 後期:4月9日[火]―5月6日[月休]
展覧会概要
春の江戸絵画まつり ほとけの国の美術 ホトケノクニノビジュツ
Art in the Land of Buddha
ほとけの世界を描く めくるめく創意と工夫
「ほとけの国の美術」という言葉から、皆さんなら、どんな美術を思い浮かべますか?天平時代の優美な仏像、平安時代の洗練された仏画、あるいは、鎌倉時代に運慶が作った端正で力強い仏像でしょうか?もちろん、どれもが素晴らしい「仏教美術」です。しかし、この展覧会でご覧いただく「ほとけの国の美術」は、それらとはちょっと違います。
例えば、江戸時代の画家、伊藤若冲が描いたユニークな白象の絵も、円山応挙や長沢蘆雪の無邪気でかわいい子犬も、仏教がなければ生まれなかった美術なのです。
江戸時代の絵画というと、現代ではそれぞれの画家の「個性」に目が向けられがちですが、当時の画家や絵を見る人たちの多くは、仏教と密接な暮らしをしていました。今回の展覧会では、画家たちの制作の根底にあった「仏教」をキーワードに、現代人の心を魅了する様々な作品を見渡します。
展示作品の中心は江戸時代の絵画ですが、昨年修理を終えたばかりの室町時代の仏画の大作、京都市・二尊院の《二十五菩薩来迎図(らいごうず)》全一七幅のほか、近世以前の仏教美術の優品も展示します。来迎図から若冲、そして応挙や蘆雪の子犬まで、「ほとけの国」で生まれた、美しく、アイディアに溢れた作品をお楽しみください。
- 主催者
- 府中市美術館
- 休催日
- 月曜日(4月29日・5月6日は開館)
- 開催時間
- 午前10時 ~ 午後5時
- (入場は4時30分まで)
- 観覧料
- 一般700円(560円)、高校生・大学生350円(280円)、小学生・中学生150円(120円)
- 2度目は半額!
観覧券をお求めいただくと、2度目は半額になる割引券が付いています(本展1回限り有効)。
*( )内は20名以上の団体料金。 *未就学児無料。
*障害者手帳等(ミライロID可)をお持ちの方と付き添いの方1名は無料。
*常設展もご覧いただけます。
*府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料。 - 展示替え情報
- 作品の大幅な展示替えを行います。詳しくは当館ホームページをご覧ください。
- 展覧会ホームページ
- https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakuten/Art_in_the_Land_of_Buddha.html
- 展覧会問合わせ先
- ハローダイヤル:050-5541-8600
イベント情報
展覧会講座「ほとけの国の美術 来迎図から子犬の絵まで」
金子信久(当館学芸員)
4月27日(土)午後2時より(90分程度)
府中市生涯学習センター講堂(府中市美術館より徒歩5分)
予約不要 無料
子ども向けイベント「ほとけの国の探検隊!」会期中随時
展覧会を見ながら「探検隊ワークシート」のクイズに挑戦。
観覧料が必要ですが、府中市内の小中学生は、「府中っ子学びのパスポート」で入場できます。
年齢制限はありませんので、大人の方の参加もお待ちしております。
会場情報
府中市美術館 フチュウシビジュツカン
FUCHU ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒183-0001
府中市浅間町1-3 (都立府中の森公園内) - ホームページ
- https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/
- 問い合わせ先
- ハローダイヤル 03 (5777) 8600
登録日:2023年6月7日