ID:73708
生誕120年記念特別展
友情と信頼の障屏画
会場
棟方志功記念館
Munakata Shiko Memorial Museum Of Art
会期
2023年6月20日(火)~ 9月18日(月・祝)
[前期]6月20日(火)~7月30日(日)
[後期]8月1日(火)~9月18日(月・祝)
[前期]6月20日(火)~7月30日(日)
[後期]8月1日(火)~9月18日(月・祝)
展覧会概要
生誕120年記念特別展 友情と信頼の障屏画 ユウジョウトシンライノショウオオウガ
棟方志功は生涯多くの友人や支援者に恵まれました。故郷青森の芸術家仲間、文学者、民藝運動に関わる人々、実業家など、多方面の人々と親交がありました。彼らとの交流を通して身に付けた幅広い教養、さらには経済的支援、仕事の仲介、制作時の補佐といった様々な支えがあったからこそ、多彩な芸術活動を展開することができたと言っても過言ではありません。
そんな友人や支援者と育んだ友情を示すものの一つに、障屏画があります。障屏画とは屏風絵や襖絵など日本の伝統的な室内装飾画の総称で、棟方は折々で依頼を受け制作しました。障屏画は、依頼主の元へ赴きそこで直接筆を下ろして描くものであるため、プライベートな場である個人宅の場合は特に、棟方と依頼主との間に強い結びつきがあることを物語っています。特に深い信頼関係を築いていた倉敷の実業家・大原總一郎の邸宅をはじめ、各地の個人宅や寺社に、多くの優れた障屏画を残しました。制作時の棟方の集中力は凄まじく、大画面にもかかわらずわずかな時間で一気に描き上げることもあったといいます。
棟方志功生誕120年を記念して開催する本展では、障屏画を主とした作品を通して、棟方の多彩な芸術に影響を及ぼした友人や支援者との親交についてご紹介します。倉敷の大原邸に描いた《御群鯉図》や京都の山口邸に描いた肉筆画は本県初公開となります。棟方ならではのダイナミックな筆遣いや豊かな色彩表現をお楽しみください。
※京都の山口邸に描いた肉筆画は前期のみ、倉敷の大原邸に描いた《御群鯉図》は後期のみの展示です。
- 休催日
- 7月31日(月)、9月4日(月)、9月11日(月)
- 開催時間
- 午前9時 ~ 午後5時
- 観覧料
- 一般550円(450円)、学生(専門含む)300円(200円)、高校生200円(100円)、小中学生無料
- ※( )は20名様以上の団体
無料開館/9月13日・棟方志功画伯命日
リピーター割/本展会期中の観覧券ご提示で、2回目以降は団体料金にて観覧できます。
友情プライス/本展のテーマにちなみ、苗字が「山口」「大原」(漢字まで同じ)のお客様は団体料金にて観覧できます。
観覧券購入時に受付にてお申し出ください。
共通プレミアムデザインチケット
青森県立美術館「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」との共通プレミアムデザインチケットを数量限定で販売いたします。
◎販売価格:一般2,300円
◎販売場所:当館および青森県立美術館 - 展示替え情報
- 前期と後期で一部作品を入れ替えます。
- 展覧会ホームページ
- https://munakatashiko-museum.jp/summer_exhibition/
イベント情報
■第5代ねぶた名人千葉作龍さんと鑑賞!
倭画《禰多運行連々絵巻》 要申込
棟方のねぶた愛が溢れた横幅17mにわたる大作《禰舞多運行連々絵巻 (レプリカ)を、第5代ねぶた名人千葉作龍さんの解説を聞きながら間近で鑑賞する、特別なイベントです
[日時]7月16日(日)13:30~15:00予定(13:00開場)
[会場]青森市文化観光交流施設 ねぶたの家 ワ・ラッセ 1階交流学習室 1.2
[定員]25名
[参加費]無料(要本展会期中観覧券)
[申込方法]当館受付またはお電話017-777-4567
※小学生以下のお子様は保護者の方とご参加ください。
■学芸員によるギャラリートーク
[日時]第二・第四木曜日(6/22、7/13、27、8/10、24、9/14) 13:00~30分程度
[会場]棟方志功記念館展示
[参加費]要観覧券
申込不要
■こども鑑賞会 要申込
[日時]8月19日(土) ①10:00~ ②14:00~ 各45分程度
[会場]棟方志功記念館展示室
[対象]小学生
[定員]各回10名
[参加費]無料(保護者の方は要観覧券)
[申込方法]当館受付またはお電話017-777-4567
会場情報
棟方志功記念館 ムナカタシコウキネンカン
Munakata Shiko Memorial Museum Of Art
- 会場住所
-
〒030-0813
青森市松原2-1-2 - ホームページ
- https://munakatashiko-museum.jp/
登録日:2023年6月7日