ID:71603

開館25周年記念

アフガニスタンの未来仏 青の弥勒(みろく)展

よみがえる文化財 未来へ繋ぐ「青」

会場

平山郁夫美術館

Hirayama Ikuo Museum of Art

会期

令和4年9月18日[日]~11月27日[日]

展覧会概要

開館25周年記念 アフガニスタンの未来仏 青の弥勒(みろく)展 アフガニスタンノミライブツ アオノミロクテン

古来より聖なる石とされてきたラピスラズリ。その神秘的な青には特別なエネルギーが秘められているとされます。それは、「美しい未来へ繋ぐ力」なのです。
アフガニスタン・バーミヤンの石窟にはラピスラズリを砕いた青の絵の具で彩色した天井壁画があり、そこには仏教の世界観における「未来」を象徴する仏様―弥勒菩薩が描かれています。それが《青の弥勒》です。
弥勒菩薩は釈迦の入滅後56億7千万年後に降りてきて、釈迦に代わってこの世の人々を救う未来仏とされ、《青の弥勒》はさらにその美しさから「麗しの菩薩」とも呼ばれており、昔から多くの人々の信仰を集めていましたが、相次ぐ戦乱の中で失われてしまいました。
東京藝術大学COI拠点は、《青の弥勒》を取り戻すべく、スーパークローン文化財の技術を以て原寸大で復元しました。破壊前当時の姿だけでなく、より鮮明に図像が残されていた頃の様子を再現したことで、《青の弥勒》は、古より蘇ってきました。
本展覧会では平山作品と平山コレクションとともに、《青の弥勒》を中心に仏教伝来の道を紹介します。

主催者
公益財団法人平山郁夫美術館、中国新聞備後本社、広島テレビ
協賛・協力等
特別協力 東京藝術大学COI拠点
後援 広島県、広島県教育委員会、公益財団法人ひろしま文化振興財団、尾道市、尾道市教育委員会、朝日新聞広島総局、NHK広島放送局、中国放送、広島ホームテレビ、テレビ新広島、ちゅピCOMおのみち、広島エフエム放送、尾道エフエム放送、南海放送、あいテレビ、愛媛朝日テレビ、テレビ愛媛、愛媛新聞、今治CATV
休催日
会期中無休
観覧料
一般/1,200円 大学・高校生/410円 小・中学生/210円
(10名以上の団体は一般/1080円、大学・高校生/370円、小・中学生/190円)
展覧会ホームページ
https://hirayama-museum.or.jp/topic/3563

イベント情報

9/18 14:00~
掘 潤(ジャーナリスト・元NHKアナウンサー)×菱田雄介(写真家)による特別対談
〈破壊された文化財、分断と文化交流〉
場所:平山郁夫美術館 第3展示室
参加料:無料(但し、美術館の入館券が必要です)
整理券を発行します。事前にお申込みください。

会場情報

平山郁夫美術館 ヒラヤマイクオビジュツカン

Hirayama Ikuo Museum of Art

会場住所
〒722-2413
尾道市瀬戸田町沢200-2
ホームページ
https://hirayama-museum.or.jp/
更新日:2022年9月7日
登録日:2022年9月7日