ID:71180
平塚市制90周年記念
工藤麻紀子展
花が咲いて存在に気が付くみたいな
Makiko KUDO:
Like When We See a Flower Bloom and Realise It Was There All Along
会場
平塚市美術館
SHONAN THE HIRATSUKA MUSEUM OF ART
会期
2022年7月9日(土)→9月11日(日)
展覧会概要
平塚市制90周年記念 工藤麻紀子展
花が咲いて存在に気が付くみたいな クドウマキコ
ハナガサイテソンザイニキガツクミタイナ
Makiko KUDO:
Like When We See a Flower Bloom and Realise It Was There All Along
工藤麻紀子(1978-)は、青森県に生まれ、2002年に女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻を卒業。2014年から5年間平塚市内にアトリエをかまえ、現在まで個展を中心に活動しています。大学在学中より注目され、現代の絵画表現を紹介するグループ展でも継続的に取り上げられるなど、日本のアートシーンを語るうえで欠かせない画家のひとりに数えられます。
工藤は色面による構成と装飾的な表現により、日常の生活を題材にした心象風景を描き続けています。デビュー当初は鮮やかな色彩とポップなイメージを強調した作風で脚光を浴びました。視点を混在させた構図やコラージュのようなモチーフの配置など、画面の構成力には卓越した技術があり、マティスやボナールに通じる色彩と装飾性を兼ね備えた作品は国際的にも高く評価されています。
身近な出来事に対する思いを作品に投影させる描き方は初期から一貫したものです。その画面には普段の生活で見聞きしたもの、住む土地や記憶が一体となって、夢の中のような混沌とした風景が広がっています。それと同時に、作品を見る人にとって、記憶にある風景や出来事を呼び覚ます、親密さとストーリー性も有しています。
このような作品を実際にじっくりと見れば、現代の絵画表現に馴染みのない人にとっても、イメージの中に身をゆだねる楽しさや発見をともなう体験となることでしょう。
本展は国内美術館における工藤の初個展となり、新作とインスタレーション作品を含む約120点により現在までの活動を紹介します。
- 主催者
- 平塚市美術館
- 協賛・協力等
- 協賛:神奈川中央交通株式会社 特別協力:小山澄美夫ギャラリー
- 休催日
- 月曜日 *ただし7月18日(月・祝)は開館、19日(火)休館
- 開催時間
- 9:30 ~ 17:00
- (入場は16:30まで)
- 観覧料
- 一般800円/高大生500円
- ※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料 ※各種障がい者手帳の交付を受けた方及び付添1名は無料
※65歳以上で平塚市民は無料、市外在住者は2割引(年齢・住所を確認できるものをご提示ください) - 展覧会ホームページ
- https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/page14_00286.html
イベント情報
●アーティストトーク
日時:7月23日(土)16:30-17:00
場所:展示室Ⅰ
※事前申込・要観覧券
※詳細は当館ウェブをご確認ください。
●鑑賞会「夏のおしゃべり美術館」
日時:8月23日(火)~26日(金)11:00-12:00
場所:展示室Ⅰ
※申込不要・要観覧券
対話による美術鑑賞ボランティア
「ひらビあーつま~れ」のメンバーによる作品鑑賞会
※新型コロナウィルス感染症の感染予防、拡大防止のため延期または中止することがあります。
会場情報
平塚市美術館 ヒラツカシビジュツカン
SHONAN THE HIRATSUKA MUSEUM OF ART
- 会場住所
-
〒254-0073
平塚市西八幡1-3-3 - ホームページ
- https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
登録日:2022年7月6日