ID:70970
松濤美術館
津田青楓 図案と、時代と、 Tsuda Seifū―the designs,the time and…
会場
渋谷区立松濤美術館
The Shoto Museum of Art
会期
2022年6月18日(土)~8月14日(日)
前期:6月18日(土)~7月18日(月・祝) 後期:7月20日(水)~8月14日(日)
前期:6月18日(土)~7月18日(月・祝) 後期:7月20日(水)~8月14日(日)
土・日曜日、祝休日・最終週は「日時指定予約制」
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、土・日曜日、祝休日、及び8月9日(火)以降の最終週は「日時指定予約制」を予定しております。詳細は当館ホームページでお知らせいたします。お出かけの際は、最新の情報をご確認ください。
※会期や開館時間、イベント等変更する場合があります。
最新情報は当館ホームページ等でご確認ください。
※本展会期中は、毎週金曜日の夜間開館および館内建築ツアーは中止します。
展覧会概要
松濤美術館 津田青楓 図案と、時代と、 ツダセイフウ ズアント、ジダイト
Tsuda Seifū―the designs,the time and…
工芸品の下絵として捉えられがちな「図案」。しかし明治から大正時代は「図案」は必ずしも何かに応用されるために描かれるのではなく、また「絵画」とも異なるものとして存在するようになった時代でした。
明治時代、ヨーロッパの美術やデザインが日本でも広く知られるようになると、それまでの伝統的な図案から脱却し、独自の創意をもって考案しようという機運が高まりました。職人の仕事とされていた図案制作に画家も携わるようになり、その芸術化が試みられた、いわば図案の変革期だったのです。
本展は、明治三〇年代に京都で多くの図案集を出版し、大正時代には夏目漱石らの本の装幀も手がけた津田青楓(つだせいふう)(一八八〇-一九七八)を軸に、図案集と図案に関する作品を紹介します。青楓は、明治一三(一八八〇)年に京都に生まれました。明治から大正、昭和時代と目まぐるしく変化する社会の中で、日本画、洋画、工芸、書など幅広い分野で活躍しました。明治三七(一九〇四)年には、青楓自身も図案の研究会を結成し、日本画の師である谷口香嶠(たにぐちこうきょう)や、当時、京都に新たな美術やデザインをもたらした洋画家の浅井忠(あさいちゅう)を顧問に迎えて雑誌の刊行も行っていました。前年に刊行した図案集『うづら衣』では「自己は自己の図案をつくらねばならん」と制作にかける意気込みを語っています。
それまでの形にとらわれず、自己の表現としても制作されるようになった図案。津田青楓の作品を通し、職人の仕事から美術家の作品へと昇華された「図案」の世界をお楽しみください。
- 主催者
- 渋谷区立松濤美術館
- 休催日
- 月曜日(ただし7月18日は開館)、7月19日(火)、8月12日(金)
- 開催時間
- 午前10時 ~ 午後6時
- (入館は午後5時30分まで)
- 観覧料
- 一般800円(640円)、大学生640円(510円)、高校生・60歳以上400円(320円)、小中学生100円(80円)
- ※( )内は渋谷区民の入館料 ※土・日曜日、祝休日及び夏休み期間は小中学生無料
※毎週金曜日は渋谷区民無料 ※障がい者及び付添の方1名は無料
リピーター割引:観覧日翌日以降の本展会期中、有料の入館券の半券と引き換えに、通常料金から2割引きでご入館できます。 - 展示替え情報
- ※会期中、一部展示替えがあります。
- 展覧会ホームページ
- https://shoto-museum.jp/exhibitions/196tsuda/
イベント情報
①記念トークイベント「津田青楓・富本憲吉・藤井達吉の時代」
6月26日(日)午後2時~(約1時間30分)地下2階ホール
講師:山田俊幸氏(大正イマジュリイ学会常任委員)
※無料(要入館料) ※定員30名(要事前申込、先着順)
【往復はがき】「① 6/26トーク」係まで。6/22(水)必着 1通につき1名のみ申込可
②特別イベント「木版摺りの実演」
津田青楓が図案集を出版していた芸艸堂の協力により、明治時代の版木を使用した実演をご覧いただきます。終了後は簡単な摺り体験もできます。
7月10日(日)午後2時~(約1時間30分) 地下2階ホール
講師:森光美智子氏(浮世絵木版画彫摺技術保存協会会員)
井上孝一氏(美術書出版株式会社芸艸堂)
※無料(要入館料) ※定員15名(要事前申込、先着順)
【往復はがき】「② 7/10実演」係まで。7/6(水)必着 1通につき1名のみ申込可
③特別講座「津田青楓の図案の世界」
7月17日(日)午後2時~(約1時間) 地下2階ホール
講師:大平奈緒子(本展担当学芸員)
※無料(要入館料) ※定員30名(要事前申込、先着順)
【往復はがき】
「③7/17講座」係まで。7/13(水)必着 1通につき1名のみ申込可
◎学芸員によるギャラリートーク
7月1日(金)、9日(土)、24日(日)各日午後2時~(約30分)
※無料(要入館料)
※事前申込の必要はありません(土・日曜日は要入館予約)
①~③イベント事前申込方法
往復はがき、または当館ホームページの日時指定予約サイトにて承ります。
※1通または1回のお申込みにつき1名のみ申込可。
【往復はがき】〒・住所・氏名・日中連絡のつく電話番号、参加希望のイベント名(「①トーク」「②実演」または「③講座」)をご記入の上、松濤美術館イベント係まで。
【予約サイト】当館ホームページの日時指定予約サイトのカレンダーから、各イベントを選んでお申込みください。各イベントの20日前0:00から受付開始。
迷惑メール等の受信制限をされている方は、事前に予約完了メール「@airrsv.net」と当館からのメール「@shoto-museum.jp」が受信できるようにドメイン設定をお願いいたします。
※会期や開館時間、イベント等変更する場合があります。最新情報は当館ホームページ等でご確認ください。
会場情報
渋谷区立松濤美術館 シブヤクリツショウトウビジュツカン
The Shoto Museum of Art
- 会場住所
-
〒150-0046
渋谷区松濤2-14-14 - ホームページ
- https://shoto-museum.jp/
登録日:2022年6月15日